スティヒオ！！～作者の自己満足的短編小説～ (ページ2)

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おおかみさんは好きだらけ　その1(赤ずきんパロネリ嵐) ページ2

配役
ネリス…赤ずきん
嵐…狼

嵐「ふぅ、ここでいいかな…」

私は黒雨嵐。しがないフリーの暗殺者だ(
今、私は知り合いの伝で手に入れた依頼の標的…彼処にいる赤い頭巾を被った少女を〇しに来た。
何故子供…それも女を殺さなければならないのかには理由がある。
あの少女は名家の当主の直系らしく、当主争いに巻き込まれたようだ…さらに遺言書に【ネリスを次の当主にする】なんて書いてあったから他の奴等はたまったもんじゃない、自分が当主になりたい故にこぞって〇そうとしている…
俺もそんな奴等に雇われた内の一人だ。

嵐「っと、対象が移動を始めたな…」

雇われたからにはきっちりと依頼を遂行する、それが俺のポリシーだからな。それがたとえ女子供でも…

男「おい、てめぇもあのガキを殺すように依頼されたやつの一人か？」

嵐「…？あぁ、そうだが……」

男「そうか、ならお前、俺と手を組まねぇか？」

嵐「…メリットは？」

男「報酬は…二分の一をくれてやる。」

嵐「…まぁ、いいだろ。それで、計画は？」

男「まずお前があのガキを誘ってどっかしら誰も見てないような所に連れ出す、そのあと俺が背後から撃てば完璧だ！」

嵐「ふぅん、じゃあどこに連れ出せば良い？」

男「あぁ、場所は…」

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ネリス「ふんふんふーん♪お婆様元気かなぁ…ワインにお菓子に…あと、ねこさんにあげるおやつも完璧！」

嵐「…(あれが赤ずきんねぇ…)…やぁ、君、どこにいくんだ？君みたいな小さい子が一人でいたら危ないよ？」

ネリス「？あなたは誰？」

嵐「俺は嵐、そこら辺にいる通行人Dだよ。そんなことより、君みたいな可愛い子が一人で出歩くのは危険だから俺が一緒に行ってあげよう！」

ネリス「本当？僕ね、お婆様のところへ行くんだ！お見舞いの品を持ってきたんだけど…なにか物足りなくて、何か良いものはないかな？」

嵐「あぁ、それなら花を持っていったらどうかな？丁度近くに花畑がある、案内しよう。」

続く