呼ばれたので戻ってきました【あんスタ】

28[過去編] ページ30

あのドリフェスがあってから1ヶ月が過ぎた。


私は判断を間違えた。



私の不安は・・・的中した。




月永先輩を追いかけなかったから彼は学院に来なくなった。



他のメンバーを引き留めることもせず帰したからみんな練習に来なくなった。




『今日も既読なし・・・か』




練習時間などはグループlimeで情報共有をしていた。


でももうずっと既読が付かない。


私が一方的に『今日○時から練習です』って書き込むだけ。


誰も来ないから毎日練習室の掃除。


とっても綺麗だからいつ練習再開しても気持ちよく練習出来ますよ〜なんて。



それに今日はちょっとしたサプライズを用意してきた。



月永先輩のために五線譜とペンのセット

瀬名先輩のためにゆうくん？の写真をしまうファイル

嵐ちゃんのために口コミで☆5つだった手鏡

凛月くんのために枕と掛け布団(練習室でも寝られるスペースも確保)



『今日来るといいことありますよ！』ってグループlimeにも書き込んでおいた。


既読0



・・・大丈夫分かってる。明日こそ来るはずだから。



プレゼントは置いたままにして


練習室に鍵をかけて今日も帰ろうとしたその時だった。




「Aさん！英智くんが呼んでますよ〜」



『青葉先輩・・・？』



fineの青葉先輩に声をかけられたのは。

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