story 5 ページ6
廊下を歩いていると、声を掛けられた
?「おい、テメェ…こんな所で何してやがる?」
『な、なんでも無いです…』
私はその場から離れようとした…だが、その人に腕を掴まれてしまった
『は…離してください』
?「……お前、今日から俺様の女だ」
『か、勝手に決めないで下さい』
?「いいか?俺様に逆らおうなんて思うんじゃねぇぞ!?……分かったか?」
『は、い…でも、名前……』
?「俺様は『佐響 圭』。…忘れたなんて言わせねぇぜ?」ニヤ
『け、圭さん…でいいでしょうか?』
圭「俺のことは圭でいい。敬語もいらねぇ」
『う、うん…?』
圭「それでいい。…英華」
『なんで、名前…』
圭「転校生の名前なんて先生に教えてもらってるよ。…後でな」
『……はぁ』
私は状況がよく理解できずにいた
とりあえず、此処から離れよう
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…どれ程の時間が経っただろう?
『はぁ…』
一日で凄く疲れた
…変な人に会うわ、悪魔に会うわの連鎖で大変だったのだ
?「んもう〜、どうしたの?栄見ちゃん」
見上げると惟央くんが私を真っ直ぐ見ていた。
…一応、心配はしてくれてるようだ
『なんでもないよ。……聞きたいんだけど、悪魔達の名前教えてくれる?』
音羽「うん、いいよ。」ニコッ
惟央くんは笑顔を見せた後に、コホンと咳払いをした
音羽「僕でしょ〜、あと〜衣郷。…花道佳哉、歌南絵津也、海爽良佐紀哉、輝旺祐季、偉義真毅、喬統恭也、佐響圭、月桂佐結世の10人だお♡」
『…つ、疲れる』
音羽「なんか言った?」( ˙꒳˙ )???
『う、ううん』
私は笑って誤魔化した
…でも、名前だけ聞いても誰が誰だか分からない
知ってる人もいたけど…
『圭っていう人、知ってる?…というか、会ったことあるの?』
音羽「お前、しっっっつれいだなぁ!」
『ご、ごめん…』
音羽「圭っていう人は分かるよ。…けど会いたくないから僕が避けてるだけ。アハ。」(´>∀<`)ゝ
……なんて返せばいいのだろうか。( ¯-¯ )
私は惟央くんに対して苦笑いで返した
『教えてくれてありがとう』
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作者名:イカレ野郎@Wolf | 作成日時:2019年4月15日 11時