悪魔達が嘲笑う。 (ページ2)

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私の名前は『栄見英華』
…本日、この学校に転校してきました

先生「皆さん、転校生を紹介します」

『わっ、私は栄見英華です。よろしくお願いします』

先生「皆さん、拍手を。……では、1番後ろの席…あの席が栄見さんの席です」

『はいっ…』

私は先生が言った席に急いで向かい、すぐに座った

…この学校に来て思った
この学校は凄く暗い。外も中も…
ずっと不思議ではあった

～休み時間～

先生「栄見さん…ちょっと来てください」

『はい。分かりました…』

先生の表情は青くなっていた

─────それを見た私はこの学校が段々、怖くなっていた……

先生「気をつけてほしいの。……あのね、ここに転校してきた生徒は１週間以内に亡くなっているの。原因はまだ分からなくて……」

『噂とか聞いたことありますか？』

先生「生徒から聞いたのは……悪魔がこの学校に居るってことよ」

『…気をつけます』

そう言い終えた瞬間、視線を感じた
振り向いて見てもなんの気配もなかった
私が前を向くとそこに1人の男の子が居た

『きゃっ…！！』

？「ごめんっ！大丈夫？栄見ちゃん」

『うん… なんで名前……それより、あなたは？』

？「僕、惟央音羽って言うんだ！よろしくね♪」

『惟央くん、よろしく』

音羽「ねぇねぇ！あっちで話そうよ～」

『う、うん…いいよ』

私は惟央くんに着いて行った

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着いていくと、そこは薄暗く、じめじめとした部屋であった

『惟央…くん？ここ、どこ？』

音羽「……あのさぁ、君この学校の噂、どこまで先生に聞かされた？」

私は惟央くんの言っていることが一瞬、分からなかった

『えっと…』

音羽 ((ﾄﾞﾝｯ←壁ドン「…逃がさないよ？」

私はどうすればっ…

に、逃げ出すのは良くないよね……

ちゃんと惟央くんと話さないと…！

『どっ、どうして私なの？』

私は恐る恐る聞いてみた

音羽「…あぁ、アレのことか。転校生を襲うってヤツ」

『…悪魔なのね？』

惟央くんは口角を上げると私に向かって言った

音羽「そうさ。僕達は悪魔だ」((ｸｸｸｯ

『どういうことなの？“達”って……』