173.別れ道の痴話喧嘩 ページ28
「…こんな所で何してるの？A」
「ぁ、ミナトさん！探してたよ〜っ会いたかった」
「えっ！？そ、そっか…うん…っ、オレも会いたかったよ」
オビトの可愛さに興奮していたら隣から呆れた声が聞こえ、振り返ればミナトさんがいた
恥ずかしいところを見られたけど、会えたから気にしない気にしない
「もしかして任務明けだった？」
「良く分かったね！今報告を終えたところだよ」
アカデミー前で出会った事を良いことに下校道を歩こう！と提案し、ゆったりと肩を並べて歩いた
少し前までは毎日のように歩いていた道なのに
こうも懐かしく思える日がくるとは、なんだが少し寂しい気もした
「この別れ道でよく喧嘩したよね」
「結局どっちが近道なんだけ？」
「右だよ」
「……因みにいつから気づいてた？」
「最初から…かな？」
「…えーっと私の記憶が正しければミナトは左派でしたよね？」
近道と言っても今思えば気持ちの問題かもしれないが、当時の私たちからしたら問題で…
よくミナトと言い争いになっていた
シラッと謎明かしをするミナトにカチンと来たからとりあえず叩いた
「あははっ！怒らないでよ」
「彼処まで言い切ったのは何なんだよ！！」
「少しでもAと一緒に居たかった…から、っ」
「！ そ、そっかー、なら…仕方がねぇべなっ」
昔から頑固者のミナトの無駄に論理的な説明に折れたあの時の私を慰めたい
だって枝で地面に地図まで書いて説明してきたんだぞ！？
今思えばアレも私を撹乱させるための罠だったワケになるわけで…クソッ！
問い詰めれば、目線をそらしながら段々と弱々しく小さくなる声に掴んでいたミナトの服を放し、こっちまで恥ずかしくなってきた
「…で、今回はどっち行く？」
「んーっと…今回は右にしようか」
「その理由は？」
「右の方が今のAの家から少しだけ遠回りになるから…かなっ？」
ウインクしながら答えるな、恥ずかしい…っ！
聞いた私が言わせたみたいじゃないか！
何となく話の流れで察したけど…
変な恥じらいもないミナトの代わりにこっちが照れつつ、再び足を進めていたら本来の用件を思い出した
「ぁ、ミナトさん私ね…明日から長期任務で暫く里を空けることになったの」
「！ そ、っか…暫くってどれぐらいだい？」
「……詳しくは分からないけどーー」
「一年以上は戻ることはないと思う」
「え…、」
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傾国萌えのセネン - １８７話でアドバイスがアドレスになっています。 (2017年12月21日 23時) (
レス) id: 343bba7f6a (このIDを非表示/違反報告)
花姫ちゃん(プロフ) - 棗さん» どういたしまして。時間があったら探して見てください！ (2017年9月3日 10時) (レス) id: 004a2158f9 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - 花姫ちゃんさん» え！？本当ですか！！わー嬉しいですね〜！わざわざ報告ありがとうございますっ！是非見に行きたいです(*ゝ｀ω・)時間があったら探してみます (2017年9月2日 13時) (レス) id: 958addaae7 (このIDを非表示/違反報告)
花姫ちゃん(プロフ) - あの、とても言いにくいんですけど…この小説パクられてます…内容も全て同じで、私、この小説大好きなので…失礼なコメントでしたら切除してください (2017年9月2日 12時) (レス) id: 004a2158f9 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - ナツミさん» ミナトを好きな人に読んで貰えると、とても光栄です！私も一番好きです！NARUTOに限らず全てを通してミナトが大好きですっ！これからもキュンキュン出来るような話を作れるよう頑張りますね！！ (2017年8月22日 0時) (レス) id: 958addaae7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：棗 | 作成日時：2017年7月30日 8時
