119.忍としての充実感 ページ24
あの事件から２ヶ月が過ぎようとしていた
少しずつ夏の兆しを感じながら今日も任務に明け暮れていた
主にナツキさんと行動を共にすることが多く、沢山学べてる
ナツキさんも私の事を本気で買ってくれているみたく、基礎から応用まで…
こと細かく教えてくれる
本人曰く、早く覚えてくれたら自分が楽できる
…とのことで
何処まで本気なのかは分からないけど、真に受けるだけ疲れるから最近では流すことを覚えた
チャラけてるけど、ナツキさんの実力は私も尊敬している
教え方も上手いし、担当上忍にならないのか不思議だ
ミナミ先生には申し訳ないが…
そして今日の任務は里内の見回りっと簡単なモノだ
「本日も木ノ葉は平和！良好だな」
「…そんなに乗り出すと危ないでーーあ、」
「ちょぉおおっ！？ヒノ先輩ぃいい今！ヤバかった！ヤバかったッスぉおおっ！！」
「後輩に心配かけさせるなよ」
煙と何かは高い所が好き
を体現するようにシン先輩は際どい淵でキョロキョロしてた隙にヒノ先輩に後ろから蹴り飛ばされてた
結構リアルに危なかったと思うけど、もう慣れた
かなり焦ってるけど、全然平気そうな顔をしてる辺りも流石だと思う
私が配属されたこの小隊は凄腕の集まりらしく
こんな光景からは想像も付かないほど任務中はピリピリしていて最初こそは驚いた
その緊張感も含めて実感できるモノが確かにあった
それも引き抜いてくれたナツキさんに感謝だ
「ぁ、そう言えばまたお前彼女にフラれたらしいな」
「ゲッ！？どっからまた拾ってきたんッスか！その情報ーッ！！」
「さぁ？風のウワサだったけっか？」
「何々？シンまたフラれたのー？今度は何が原因？また浮気？」
「ナツキさんまで食い付かないで下さい…っス！」
暇がアレばちょくちょく弄られるシン先輩
ヒノ先輩曰く、シン先輩の女癖の悪さは病気だから気を付けろ
と忠告を受けたことはあったけど、正直此処まで酷いとは思わなかった
私が配属になってかれこれ、3回は彼女を変えてる
モテるけど、長続きしない
何とも可哀想な話ではあるけど、私には関係ない
…ミナトは元気にしているだろうか？
ふ、とそんな事が過ったけど今は任務に集中だ
「少し休もうよ！クシナ！」
「！」
「これぐらいでへばるんじゃない！！」
えーー？
聞き覚えのあるコエ
聞き間違えかと思った
ーーだけど
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棗(プロフ) - 桜@symphonyさん» 作ってる本人が言うのもアレですが、私も胸の奥の方がギュッてなってます！(笑)気持ちが共有できて安心しました。そう言ってもらえると書いて本当に良かった！って気持ちになります。ありがとうございます！更新の方も頑張りますね (2017年7月19日 19時) (
レス) id: 958addaae7 (このIDを非表示/違反報告)
桜@symphony(プロフ) - 読んでいるうちに胸の奥がぎゅうっとなります。 この微妙な距離感好きです笑 更新頑張ってください！ このお話好きなんですっ！！ (2017年7月18日 23時) (レス) id: 7086530ca0 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - ミナト大好きさん» 作者スペースまで読んでいただき、ありがとうございます！はいっ！これからも頑張っていきたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いします (2017年7月14日 22時) (レス) id: 958addaae7 (このIDを非表示/違反報告)
ミナト大好き - コメント失礼します初めてイラスト観ましたカッコイイですこれからも最後まで更新頑張って下さい！ (2017年7月13日 23時) (レス) id: 54870f527d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：棗 | 作成日時：2017年6月25日 1時
