20.夜空に瞬く華 ページ22
「Aは何？」
「メロン… 」
「おじさん！メロンとイチゴ下さい！」
「あいよ！」
何時もと何の代わりもないミナト
私の考えすぎなのかな？
いや、違う
ミナトはー
「はい！メロン」
「ありがと」
「ん！じゃ行こっか！」
「ぇ？ミナトもういいの？」
「んーAが食べたくなったらでいいよ」
変だ
絶対変だべさ
「ミナト」
「ん？」
「なしてさっきー…ﾋｭｩｳｳｳｯ! ！？」
ドンッ！
「ぁ、花火始まっちゃった！A早く！」
「待てぃいっ！」
グイグイ腕を引っ張られながら人混みを交わしつつ抜けていった
その間も花火は綺麗に夜空に咲いていた
「ぉ！Aにミナトじゃねぇか！」
「うぉ！三人トリオ！」
「三人トリオじゃねぇよ！゛猪鹿蝶゛だ！」
「あははっ！シカク細かいよ？」
「そうだぞシカク！そうやってガミガミしてるからー「お前らも気にしろよ！」
人混みを交わした矢先にバッタリと出会った猪鹿蝶の三人トリオ
いつも一緒にいる気がするんだが
家のなんちゃらで仲が良いらしいが、よく解らん！
「にしてもミナト！コイツとデートだから俺達の誘い断ったのか？」
「ぇ？そうなのっ？！」
「ぇっと、その〜」
ぁ、だからなんかシカク不機嫌なのか？
いやいやそんな事はどうでもいい！
どうなのか？シカクと一緒に問い詰めるもただ視線を反らして苦笑いを続けるミナト
「シカク本当にごめんねっ！」
「うぉっ ？！ぁあ゛！かき氷ッ！」
突然全力で頭を下げたかと思ったら思いっきり腕を捕まれダッシュでミナトと共に走らされた
お陰さまでかき氷は地面とこんにちは
後ろで間抜けなシカクの顔を見たがそれよりも、私のかき氷…。
「ははっ！ごめんね」
「……………。」
「A？」
「かき氷…。」
結局走って走って気づいたら神社の畔まで着ていた
少し息を切らしながら笑うミナトくんだが、んな事よりかき氷
「まだ一口も食べてない…」
「ご、ごめん」
「食べたかった」
「ごめん…」
「ミナトのアホ」
「うん、」
何を言ってもいつも反抗しない
少しぐらいしても良いのに
石段に座り込みまだ打ち上げられる花火を見つめた
隣を見ればミナトがいる
それだけで、まぁ良いのかな？
私的にはいいけど、やっぱり納得いかない
「ねぇ、ミナト」
「A…」
「！」
ﾋｭｩｳｳｳｯ!
ただ
ただ視線を夜空に向けながら
ﾊﾞﾝｯ!
キミは今日何度目か分からない私の手を握った
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K - 推し(ミナト)が尊すぎるッッ今なら死ねる (2022年8月6日 20時) (
レス) @page28 id: f72f202f06 (このIDを非表示/違反報告)
Rai - 初めましてミナト大好きでとても面白いですもし良かったらイベントはこんな感じ「https://uranai.nosv.org/u.php/event/kouooue/」ですお早目に思いくれたら嬉しいです。もし無理でしたらお断りして構いません。 (2020年8月24日 20時) (レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
エビピラフ☆ - ミナトさんかっこいいです！続きがすごく気になります！！ドキドキキュンキュンエピソード待ってます！更新頑張ってください！ (2015年9月19日 12時) (レス) id: 5a0aaad283 (このIDを非表示/違反報告)
不知火神無(プロフ) - 初めまして！ミナトとても可愛いいです！！そしてとても面白い《*≧∀≦》それから落ちはミナトの悲愛エンド何ですか？何だか主人公がとても儚く見えます。 (2015年8月31日 0時) (レス) id: 17e08586fe (このIDを非表示/違反報告)
色欲の罪ムギ(プロフ) - ミナトさんかっこいいです!!更新待ってますよ!!オチは…ミナトですかね？ (2015年8月29日 15時) (レス) id: 767de012cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：棗 x他2人 | 作成日時：2013年2月26日 18時
