Story05 ページ5
ハウルの城へ来て一ヶ月
私の呪いは相変わらず解けていない
けどここの暮らしには慣れてきた
けど
ときがどれだけ流れても
自然とふれあえないのは慣れなかった
どうして
こんなにも自然が愛しいのに
ふと首に下げてるベンダントを見る
呪いをかけられたあの日から
クンツァイトの宝石の輝きが失われた
灰色の石になってしまっている
このペンダントは白魔女族がもつ伝統のようなもの
これをもつ白魔女は位の高い者である
私は…白魔女族の貴族だった
そんな私が呪いにかかったなんて
恥である
己の身を守れぬ者が他者や自然を守れるものか
最後にそう言われたっけ
そして逃げたんだ
私の土地はきっと今荒れまくっている
真っ黒に枯れた植物たち
あの光景は今でも忘れられない
マ「あ!A起きてたんだ!おはよ!」
貴方「おはよう。マルクル。朝ごはんできてるから食べてね」
マ「わぁ!今日のご飯も美味しそう!いただきまーす!」
マルクルはハウルの弟子らしい。
てっきり連れ子かとおもった
まぁ22歳という若さでそれないか
私と同い年ってのも信じがたいけど
同じ年なのに
彼のほうが魔法も優れてる
私も彼のような魔法使いになりたかった
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作者名:愛姫 | 作成日時:2023年1月11日 10時