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9,幼馴染み ページ9

あれから、強引にわたしを体育館へとつれてきた研磨



あぁ、息が苦しい



貴方「けんま、やっぱり…むりだよ」




研磨「…大丈夫。クロなんかみないで。ボールも見ないで。俺だけを見てて。」



貴方「…ねぇ、どうして…そこまで」



私がバレーを嫌いになっても



研磨に支障はないよね



なのにどうして



研磨「俺ね、Aのこと好きだよ。」




その言葉が聞こえた瞬間、回りも静かになった



クロなんて、顔面レシーブした



研磨「小さい頃からずっと好きだよ。でも、俺の気持ちは届かないから。だから、支えるって決めた。」



気づかなかった



研磨の気持ちに



ずっと知らないで



私…



貴方「…っ…」



研磨「…Aにとって、俺は幼馴染み。気持ちは交わらない。けど、バレーで俺ら繋がってた。バレーをしてるときだけは、同じ気持ちだった」



貴方「ん…私…研磨のバレーも凄く好き。でも、一番はね三人でしてるときが一番好きなの。」



研磨「俺も。だからさ、バレーは嫌いにならないで。俺がバレーを好きになったのは、Aがするバレーが好きだからだよ」



初めていわれた



わたしのバレーが好きだと



研磨の想いは暖かくて



心に染みた



けど、私は応えれない



貴方「…私…」




研磨「…いいよ。わかってるから。応えれない分、またマネージャーとして支えてよ。」



そう言い残してコートへはいった研磨



研磨にとって、恋愛なんて欠け離れた存在だと思ってた



だから、頼りやすかったし



甘えすぎていた



貴方「ばか…」




人の想いは…すごく凄く重い

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愛姫(プロフ) - 巴さん» ありがとうございます!仕事があるので、更新遅くなったりしますがこれからもこの作品をよろしくお願いします! (2020年5月4日 23時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 楽しみに待ってました!続きめっちゃ楽しみです! (2020年5月4日 17時) (レス) id: 3c345c36dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛姫 | 作成日時:2020年3月30日 18時

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