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壬氏『ところで薬屋初めて主上と話した感想は』
猫『流石手入れの行き届いた綺麗な髭だと』
『ぶっwww』
壬氏『薬屋はどこ見てるんだ…麗華はそこがツボなのか?』
『着眼点が私とは全く違い新鮮でしたので』
猫『あと梨花様も玉葉様も双方立派なものをお持ちなので納得したのもありますね…まだまだ男盛りですし』
壬氏『それは……先帝の反動というところだな』
珍しく後宮内で話しながら少し表情を崩す主も居るんだなと思いながら話を聞くと
先帝が幼女趣味で今の皇太后様が主上様を産むには身体が小さすぎて結局帝王切開となったがかなり命懸けだろ💦と心の中でツッこんでたがどう返答して良いか分からず微妙な空気が流れた時
壬氏『あと後宮の中で採れたものをこっそり食べるのは感心しないな…ちなみに私は土瓶蒸しが好きだ…土瓶蒸しだ麗華』
『ご期待に添えるようしますが第1は梨花様の回復ですので…』
╴ ╴ ╴
水晶宮に入ったものの一筋縄ではいかず
侍女『こんな下賤の食べ物を梨花様に食べさせる気?作り直してもらいなさいよ!!』
猫『分かりました』
そう言って1人で片付けようとする猫猫に私も一緒に片付けた後
『帝からの命にて上級医官同等の権限を与えられた
貴女方の勝手な押し付けによる胃腸が弱ってる妃に対する食事や鼻をつんざくようなお香は止めていただきたい』
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作者名:ひかる | 作成日時:2023年12月18日 15時