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美人も醜女も三日 ページ18

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あれから三日がたった




「よぉ、今日も変わらず美しいのう」

「…………貴様はそんな無駄なことを言う為にここに来てるのか」

「無駄とはなんだ、無駄とは」




ぬらりひょんと名乗ったあの妖怪は、今のところ毎日ここへ来ている
暇なのか?暇なんだな?そうなんだな?




「そういや、さっきあんたの妹に会ったぜ」

「……それは一方的に?
それともちゃんとお互い姿を見せて?」

「姿を見せてに決まってるじゃろ。珱姫とかいったな…
あれも流石京一といわれるだけあって中々いい女じゃ。
まぁあんたにゃ当然負けるがの」

「珱になにかしたらその首へし折るぞ」

「くくく、気の強さも日ノ本一じゃな」




この妖怪は部屋に来てはただこうして私と話しをしていくだけ
たまにご飯を勝手に食べてるらしいが、それははっきりいって私としてはどうでもいいこと

私はただ、この妖怪がなぜこうして私のところに来て、話をして、そのまま帰っていくのか
その行動の意味がなんなのかさっぱりわからない




「………珱姫ががのう、ワシが『なかなかいい女じゃが姉姫には及ばんか』と口走ったらえらく怒った様子で『当たり前だ、私と姉様を同列にするなどいけません!』って言っておったわ」

「…………あの子は…………」




まったく、何を言うのかあの子は
珱とて相当美しい姫だ
なにをそう謙虚になることがあるのか私にはわからない
前世の姉はむしろその美貌を前面に押し出し私は何をしても許されるとふんぞり返っていたのに
…………私はそんなことしないけども




「珱姫はあんたの事が大好きなんじゃのう」

「…私たちはこの世に2人といない大切な姉妹だからな。
それも、等しく同じ力を持った……
好かぬわけもあるまい」




同じ苦しみを背負っている私たちがなぜ嫌い合うというのか
そんなことあるわけないのに
するとぬらりひょんはニヤリと笑いながら言ってくる




「それはそうとあんたの父親は随分金に目がないのじゃな?
あんたらのことはずっと見ていたが、父親の金への貪欲さは目に余る」

「……ここ最近の変に見られている感覚は貴様だったか」

「ほう……?気づいておったのか」

「どこに貴様がいる等は何もわからん。
が、なにやら見られているような、そんな感覚はずっとあった」

「なかなか敏感じゃな」




覇気のおかげでもあるのだが、それは話をややこしくするだろうから黙っておこう




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カリディア(プロフ) - 最高です!続き楽しみに待ってます!頑張ってください! (2019年7月25日 21時) (レス) id: dddfdc4b55 (このIDを非表示/違反報告)
ポケモンラブ(プロフ) - 応援してます! (2019年7月17日 22時) (レス) id: 90acc880a8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ポケモンラブさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2019年7月17日 21時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆりさんさん» コメントありがとうございます!これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年7月17日 21時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ポケモンラブ(プロフ) - 続き気になりすぎてやばいから更新お願いします! (2019年7月17日 16時) (レス) id: 90acc880a8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年7月6日 17時

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