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◇百三十四、 私がやらないと ページ41

時間がない。
一刻も早く、私が何とかしないと…

この横浜も、危ないかもしれない_。





「…主、…。」

『何?』

「…くれぐれも、己自身を忘れるな。」

『…。』



何も言う事が出来なかった。
そんな言葉ですら、私を狂わせてしまうから。



『雩鈴、でてこれる?』



そう呟くと、それに答えるように光出す卵。
雩鈴を一時的に閉じ込めていたものだ。



雩鈴「はい。…ごめんなさい、僕…、」

『大丈夫、気にしないで。無事で良かった…。』



そう優しく言うと溜めていた涙をぐっと拭ってあげた。全く鈴神とは違って良い子なこと。。



鈴神「…これから如何するんだ、主?」

『私が持ってる全能力を使って、あの巫女を倒すしかない。』

雩鈴「僕達も援護します!」

『…ううん、私だけで大丈夫。』

雩鈴「え…でも…、」


『心配しないで。…何だか、そうじゃないといけない気がするだけ。』



本当に、そんな気がするだけ。
でも何でなんだろう。それは私にも分からなかった。








ー神社ー




私は、いざという時に作っておいた新アイテムや札など、色々な物を持っておくことにした。


今はもう夜になりかけている。
いくらなんでも、わざわざ暗い中争う気はあちらも無いだろう。

来るとしたら…、朝…?
そもそも、何処から来るかも分からないこの状況で何を予測すれば正解なのだろうか。






…今日ばっかりは眠れないな。







『二人は寝てていいよ。ちょっと結界を強めてくるね。』

鈴神「あぁ。気を付けてな。」

雩鈴「何かあったら飛んでいきます。」




心強い言葉を添えられ、私は中庭へと向かった。









_チリン。

◇百三十五、 音の鐘→←◇百三十三、 一人で



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ふぃりあ(プロフ) - 獣兎さん» ありがとうございます!! そう言ってもらえてとても嬉しいです。´∀`*)b (2017年10月8日 17時) (レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
獣兎 - 今迄この作品を読ませていただいてました。とても面白かったです! 更新を楽しみにしておりました*(^_^)* (2017年10月8日 16時) (レス) id: bba55528ae (このIDを非表示/違反報告)
ふぃりあ(プロフ) - 桜刀/夢悪蝶さん» ありがとうございます!!とても嬉しいです…、更新頑張ります! (2017年9月28日 21時) (レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
桜刀/夢悪蝶 - 続編おめでとうございます! 文ストはあんまり見ないけど、ふぃりあさんの作品を見て興味をもちました! 投稿頑張ってください! (2017年9月28日 20時) (レス) id: 1ef74e7ff5 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃりあ(プロフ) - Maiさん» ココ、コメントありがとうございます!(・・、) そうなんですね!私も初めて知りました…。これで更新頑張れます。 (2017年9月19日 22時) (レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふぃりあ | 作成日時:2017年9月17日 19時

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