◇百二十一、 とか言いながらも ページ26
みなさんこんにちは。
現在もこの世界に移住中の洟宮 Aです。
鈴神と雩鈴も人間の姿が気に入ったのか、普通に人の姿で暮らしています。たまに気が抜けて尻尾や耳が出てしまう時もあるけど。
あれから神社は嘘のように人が来て、参拝客はもちろん、未だ売り続けていた卵御守りも何故か若い女の子に人気です。やった。
雩鈴「A様ー!!」
『うっ!?』
そんな誰に向けたかも分からない解説をしていたら、雩鈴が私に飛び込んで来た。…あれ、また耳生えてる。他の人に見られたらどうすべきか。
鈴神「主、雩鈴をこっちに渡せ。」
『えぇ…二人ともどうしたの?』
鈴神「雩鈴が私の赤飯を…」
…また?
雩鈴「いやでも、あれ昨日で賞味期限切れて…」
鈴神「問答無用!!」
鈴神がそう言うと、人間の姿から真の姿_白い獣、白狐へと姿を変えた。
神社壊れるからやめて欲しい。
…ん?雩鈴は?
雩鈴「鈴神さん、家の中は危ないので庭で戻って下さい」
流石雩鈴、私が困っているのを分かったのか庭で鈴神を待っていた。
…え、喧嘩するの?
鈴神「よかろう」
すると鈴神は一瞬にして庭へ姿を現し、車くらいの大きさになった。
雩鈴も負けじと姿を変え、鈴神と同じくらいの大きさに変化した。
二人は妖気、神気を漂わせながら両者とも身を乗り出し、喧嘩に発展していった。
…いやだから、喧嘩は__
私は大幣を取り出し、夢中で喧嘩をしている二人に向け、
こう紡いだ。
『__風技・円葉竜巻』
すると鈴神の周りに風がふき、葉さえ巻き込み鈴神を巻き込み、やがて竜巻と化した。
そういえば雩鈴と最初に戦った時もこれを使ったな。
そして鈴神が力を使い切り小さなぬいぐるみサイズになったところで、術を解除した。
雩鈴は特に悪くなかったので術は発動してない。鈴神より、いい子ですから。
雩鈴「ありがとうございます、A様…」
『今回は鈴神が悪い。その罰です』
鈴神「…。」
あ、気絶してる…
そんなこんなで、平和な日常を送っています。
_______
お久しぶりです皆様…!
時間があったので書きました。
ここの夢主さんは折角神社の巫女さんなので、元旦とかにもお話を更新していきたいと思います。
中途半端だったので、これからたまにまた更新していきます。またこの作品をよろしくお願いします。
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ふぃりあ(プロフ) - 獣兎さん» ありがとうございます!! そう言ってもらえてとても嬉しいです。´∀`*)b (2017年10月8日 17時) (レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
獣兎 - 今迄この作品を読ませていただいてました。とても面白かったです! 更新を楽しみにしておりました*(^_^)* (2017年10月8日 16時) (レス) id: bba55528ae (このIDを非表示/違反報告)
ふぃりあ(プロフ) - 桜刀/夢悪蝶さん» ありがとうございます!!とても嬉しいです…、更新頑張ります! (2017年9月28日 21時) (レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
桜刀/夢悪蝶 - 続編おめでとうございます! 文ストはあんまり見ないけど、ふぃりあさんの作品を見て興味をもちました! 投稿頑張ってください! (2017年9月28日 20時) (レス) id: 1ef74e7ff5 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃりあ(プロフ) - Maiさん» ココ、コメントありがとうございます!(・・、) そうなんですね!私も初めて知りました…。これで更新頑張れます。 (2017年9月19日 22時) (レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふぃりあ | 作成日時:2017年9月17日 19時