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プロローグ ページ1

雪男「母....さん」



奥村雪男、奥村燐に会わされた人物はかつて自分達の親代わりのAだった
かつて、という表現は、今の後見人がメフィストだからだ。



「燐、雪男、久しぶりだね」



燐「ッ!メフィスト!どー言う事だぁ!?」



メフィスト・フェレスに怒鳴ったのは奥村双子の兄、燐だった



兄さんが怒る理由は魔性の事か母が今まで居なかった事か



とにかく自分は任務中に行方不明になったと聞き、
生きていて良かったと心底思う



メフィスト「あなた方が驚くと思って」



と子供染みた事を言うフェレス卿とキレる兄さんを他所に、
僕はソーサラーに話しかける



雪男「母さん、今まで何処に?」



「ヴァチカン...とメフィストのところにずっといた。」



雪男「父さんは?」



「知ってたよ、でも二人には心配掛けたくなかったから隠しててもらってたんだ」



「ずっと研究してたのが完成したんだ」



研究...?



「雪男、手伝ってくれるかい?」



なんの事か解らない、けど。



雪男「あなたの役に立つのなら」



一人の悪魔が見ている中、僕は誓いを立てた

終わりゆく世界でさよならを言う俺は(1)→



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作者名:黒猫のコトリ | 作成日時:2017年7月24日 2時

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