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97話 ページ49

るぅとside




全然ゆづちゃんが戻ってこなくてさっきの話を聞いて少し怖くなった。




もし、ゆづちゃんだったら?





考えたくもなかったが決定づけることが起きてしまったのだ。





男の人2人が担架を持って海の家に入っていく。





その上に乗っていた人は紛れもないゆづちゃんで





こ「え、あれって、ゆづ...ちゃ、ん?」






莉「っ、...」








さ「なにやってんだよ!あいつ...」







ジェ「やっぱりさっきの...」








な「みんな行こう。」








言葉も出なくてみんなでその担架を追いかけて海の家に入った。









咄嗟に過去の記憶が甦った。







ー過去ー





すとぷりを結成して少しした頃、僕は精神面がズタボロになる時期に入った。






頼るのも苦手で、迷惑もかけたくなかった僕は1人家に閉じこもっていた。





もういっそのこと





る「死にたい」





そう呟いた僕の声はインターホンの音にかき消された。






モニター越しに確認するとそこには優月さんがいて仕方なく開けた。





『こんにちはるぅとくん!』




とてもいい笑顔であるのとは真逆に僕はそんな笑顔今は作れそうになかった。





る「なんか用ですか?」





誰かと話すので精一杯で早く1人になりたかった。






『ん?まぁ、そんな感じ?とりあえず上がってもいい?』





あんまり断れない性格の僕は断れるはずもなく上げてしまった。






2人きりになり喋ることも無く





ほんとに何しに来たの?って思った。






る「で、何の用ですか?」




『んー?いや、1人なりたくなさそうな顔してたから?』





何言ってるんだろう。僕は





る「1人になりたかったんですけど...」




『知ってるw』




全然この人がわからない。嫌がらせ?

顔色をうかがえない人なのかな?




る「知ってるなら帰ってください」





僕はまだメンバーとして貴方を迎え入れる気は無いんです。





女性が苦手な僕は彼女を暖かい目で見てはいない。






だがそんな冷たい態度をもノーダメージで





『帰るよwタクシー呼んだから見送りくらいはしてよ!』





る「はぁ...」





空気の読めるお姉さんに見えたけど実際は空気の読めない馬鹿な人だった。







僕はこういう自己中で、わがままな人は


苦手だ。







この時の僕にはそう見えたんだ








この全てが計算だとも知らずに

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nayu #crew(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!!今後のストーリー性は思いつきですがリクエストなどあったら教えてくださいね!楽しみすぎてやばいと言われると考えがいがあります!これからもご愛読よろしくお願いします! (2019年8月31日 0時) (レス) id: 8c874ced81 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - おもしろいです!今後のストーリーがめっちゃ楽しみすぎてやばいですw更新頑張ってください! (2019年8月30日 16時) (レス) id: 61b7b452c8 (このIDを非表示/違反報告)
nayu #crew(プロフ) - 檸檬さん» 1話からですかね?ありがとうございます!図々しく実話入れちゃいましたw泣いたと言われると嬉しいような喜んじゃいけないような...でも少し気持ちに響くだけでとても嬉しいです!更新頑張りますね!ありがとうございます (2019年8月26日 20時) (レス) id: 8c874ced81 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 前作から見てきました。作者さんの実話が少し入ってるんですよね...感動してちょっと泣いてきました。更新頑張ってください! (2019年8月26日 14時) (レス) id: 19c5a51d32 (このIDを非表示/違反報告)
nayu #crew(プロフ) - 牧村カノンさん» きっと、ネットにいる人って少なからず私みたいな人もいると思うんです。少しでも同じ人と気持ちを共有できて、そうでない人と歌い手を共有出来たらと思ってます!ほんとにありがとうございます!嬉しかったです! (2019年8月24日 13時) (レス) id: 8c874ced81 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花優月 | 作成日時:2019年8月24日 3時

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