96話 ページ48
『このまま浮き輪に乗って戻れそう？』
男｢戻れます！｣
これで一件落着か。そう思った瞬間だった。
足がつかず、バタバタさせていた足がつるやワカメに絡まり沈みそうになる。
『え、どうしよう』
そう思った矢先後ろから大きな波が来ていた。
咄嗟に男の子の使っている浮き輪を海辺側に勢いよく押して
『もどって！早く！！』
そう叫んだ。
その後すぐに私は後ろから来る高波に飲み込まれた、
海は深くて冷たいの。それは誰よりも実感して知っている。
ここで死ぬのだ。でも悔いはなかった。
ただ、やっとか...と思った。それだけだった。
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ななもりside
ゆづちゃんが休憩含めてお昼ご飯をどこで食べるかを探しに行ってからすぐくらいに俺らはナンパに捕まった。
意外にもころジェルは話しかけんなオーラがすごい
ほんとに意外だった。それからは猛アタックよw
ご飯だとかお茶だとかせめてメールだとか女5人で寄ってたかってきていた。
俺とさとちゃんでやんわり断り続け早10分。
な｢やっと解放された〜｣
ジェ｢神経図太いわ〜｣
る｢なんなんですか？あれ。｣
こ｢ほんとにウザかった...｣
莉｢でも意外だよねぇ〜ころジェルが乗り気じゃないなんてw｣
さ｢それな〜｣
そんな感じに一人一人が言葉を漏らした。
でも周りはなんだか張りつめていて焦って走る人も多く何かあったのだろうかとメンバーも不思議そうだった。
すると不思議そうな顔をしている俺らに海の家のおばさんが話しかけた。
｢やーねぇ。さっき男の子が溺れちゃったんですって。｣
ジェ｢え、ほんまですか？｣
る｢まだ助かってないんですか？｣
｢男の子は助かったのよ！浮き輪に乗って帰ってきたんですって。｣
こ｢良かったですね。｣
な｢？じゃあなんでまだこんな空気なんですかね｣
莉｢助かったんならもっと雰囲気が戻るんじゃ？｣
｢それがねぇ、男の子を助けに浮き輪を持って女の人が行ったらしいんだけど帰ってきたのは男の子とその浮き輪だけらしいのよ。
なんでも男の子によると高波に飲まれたとか...｣
まさかその時はゆづちゃんだなんて思ってなくて
思いたくもなくて
な｢そうなんですね。｣
としか言えなかった。
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nayu #crew(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!!今後のストーリー性は思いつきですがリクエストなどあったら教えてくださいね！楽しみすぎてやばいと言われると考えがいがあります！これからもご愛読よろしくお願いします！ (2019年8月31日 0時) (
レス) id: 8c874ced81 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - おもしろいです！今後のストーリーがめっちゃ楽しみすぎてやばいですw更新頑張ってください！ (2019年8月30日 16時) (レス) id: 61b7b452c8 (このIDを非表示/違反報告)
nayu #crew(プロフ) - 檸檬さん» １話からですかね？ありがとうございます！図々しく実話入れちゃいましたw泣いたと言われると嬉しいような喜んじゃいけないような...でも少し気持ちに響くだけでとても嬉しいです！更新頑張りますね！ありがとうございます (2019年8月26日 20時) (レス) id: 8c874ced81 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 前作から見てきました。作者さんの実話が少し入ってるんですよね...感動してちょっと泣いてきました。更新頑張ってください！ (2019年8月26日 14時) (レス) id: 19c5a51d32 (このIDを非表示/違反報告)
nayu #crew(プロフ) - 牧村カノンさん» きっと、ネットにいる人って少なからず私みたいな人もいると思うんです。少しでも同じ人と気持ちを共有できて、そうでない人と歌い手を共有出来たらと思ってます！ほんとにありがとうございます！嬉しかったです！ (2019年8月24日 13時) (レス) id: 8c874ced81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花優月
| 作成日時：2019年8月24日 3時
