番外編4 〜ハロウィン〜 ページ41
私がみんなの前に出た瞬間、みんなは水を切ったように静まりかえった。
明日人「A……それ」
『う、うん……』
スカートを指差して頬を赤らめる明日人に、私は小さく頷いた。
監督「私の思った通り、似合ってますねぇ〜!」
『………』
ニマニマといやらしい笑みを浮かべて近づいてくる監督を、私は無言で思い切り睨みつけた。
監督「スタイルが良い分、ミニスカートは似合いますからねぇ!素敵な生足が見られるからこそのミニスカートですねぇ」
『ちょ……っ、やめてくださいよ』
ジロジロと足を眺め始める監督に、私は後退りする。
光「ま、待ってください……っ」
『光くん?』
近づいてくる監督を遮るように、私の前に光くんが立った。
光「Aさん、嫌がってるみたいですから、ジロジロ見るのはやめてあげてくださいよ」
灰崎「一星に同感」
光くんの言葉を聞いて、意外なことに、灰崎くんが最初に声を上げた。
明日人「お、俺もっ!一星に賛成!」
野坂「僕も一星くんの意見に賛成」
三人の言葉が合図のように、みんなが一斉に賛成の声を上げた。
つくし「では、監督は向こうに行っててくださいね!」
みなさんは先に楽しんでてくださいね!、と言って、つくしちゃんは監督をどこかに連れて行った。
円堂「よし!全力でハロウィン、楽しもうぜ!」
円堂さんの声を合図に、みんなは一斉に気合いの入った声を上げたのだった。
明日人「Aのその衣装って、赤ずきん?」
『うん。このスカートはどうかと思うけどね』
そう言った私に、明日人は苦笑した。
『明日人のそれはなに?』
明日人「人狼だよ!ちゃんと尻尾まであるんだ!」
耳や尻尾だけでなく、手袋に爪までがリアルに再現されていた。
『人狼って二人だったよね?もう一人って……』
光「俺ですよ、Aさん」
そう言ったのは、光くんだ。
『え、かわいい!』
光「いきなりそれですか……」
第一声を聞いて、光くんはため息をついた。
『ペンダントの色が違うんだね』
明日人「俺が緑で、一星が青なんだ!」
赤色のスカーフについているペンダントの色が、明日人は緑色、光くんは青色で、それぞれ違ったのだ。
野坂「やぁ、Aちゃん」
『え?野坂くん?』
左手に水晶玉を持った野坂くんが、こちらに近づいてきた。
『その格好って……』
野坂「占い師だよ」
野坂くんは答えながら、水晶玉を掲げた。
文章が変でごめんなさい。
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姫川ふぶき - 円堂死なないで(泣)青鬼ゲームをだんだん見たら円堂が青鬼に手で死んだので悲しかったです!円堂が死んだなんて嘘だよね?何で円堂を死なないといけないのねぇ教えてお願い!ずっと夜まで朝で泣いていましたけど、泣いたら駄目だと思っていました!けど結局泣きました (2020年4月25日 0時) (レス) id: 3c4b53ac36 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 青鬼ゲームや君は私の一等星が更新されないのは悲しいけど、体調の方が大事ですからね!!早く治してください!お大事に! (2019年10月29日 21時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
りん - 風邪しっかり治してくださいね! (2019年10月29日 18時) (レス) id: 8b75577298 (このIDを非表示/違反報告)
Yニャン - みなさん» ですよね……!( ≧∀≦)ノ (2019年10月16日 21時) (レス) id: 0e74a4daf4 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - あぁ・・・光くんかわいい← (2019年10月16日 19時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
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