【黒バス】紫原くんと姉の真剣な恋愛。

姉の悩み、七個め ページ8

貴方side




部活に行こうとしたら、








女「ねえ、Aさん、





ちょっと、話したいんだけど。」






と、言われました。




私、この人達とあまり仲良くない。




時々怖い目で睨んでくるから。






貴方「ごめんねー？




私、部活があるの。」





女2「ね！ちょっとだけぇ〜


いいでしょぉ〜？」









時計を見ると、部活までは30分。









ちょっと、だけなら。









貴方「いいよー？」









〜


連れてこられたのは、
階段の踊り場。









女「Aさん…




あなた、紫原くんと姉弟よね？」







貴方「うん、そうだよー。」







女2「なんでぇ、
姉弟なのに手ぇ繋いでるのぉ？」









なんで、って。








それはつまり、









貴方「意味は、ないよ？」









女「え？」









貴方「一緒にいたら、

触れたくなる、近くにいたくなる。




だからだよ？」









女2「じゃあ〜、
Aさんはぁ、



紫原くんが好きなのぉ？」









好きか、嫌いか、なら。









貴方「好きだよー？





敦のこと、だーい好き。」









はぁ、とため息をつく女の子。









女「いいこと？









あなた達は、姉弟。









許されないのよ？」









ｸｽｸｽ、と笑う彼女たち。









貴方「な、んで？」









女2「自分で気づきなよぉ









ま、姉弟である前に、






釣り合ってなんか、いないけどねぇWW」









釣り合って、ない？









イケない？









じゃあね、と手をふり
去っていく彼女たち。









ダメ、なのかな。









好きってだけじゃ、ダメなのかな。









普通じゃ、ないのかな。









貴方「普通の姉弟って、なに。」









私の中の、









ナニカが無くなった。

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