【黒バス】紫原くんと姉の真剣な恋愛。

さくらんぼ、三個め ページ4

桃井side

貴方「桃ちゃん」





部活も終わって
帰ろうと思った、夕焼け。





薄紫の先輩に呼び止められた。




桃井「なんですかっ？」




貴方「マジバ、行こ？」





いつも通り、
ふにゃっとした笑みの先輩に
和みながらも、

いつも通りじゃない
真剣な表情になにかを感じた。









〜マジバにて〜





桃井「それで、
どうしたんですか？」






貴方「へへー…




桃ちゃんにはわかったかー、



あのね、最近、おかしいの。







敦をね、見てると
ドキドキするんだー…



なんか、こう、ぎゅーって




したくなるの。」








なんでだろ、
と首をかしげる先輩。



ここで気づかないほど
私は鈍感じゃない。









それはきっと、
私がテツくんに抱く感情と、一緒。









見てればわかる。





２人で話してるときの表情は
２人とも幸せそうで。





両想い、を絵に描いたようなもの。








問題は、１つだけ。









姉弟であるということだけ。









でも、






桃井「先輩、









それは、恋です。」






私は応援したい。





これでいい、よね。









貴方「こ、恋かー」









桃井「はい♪

頑張ってください!!


私、応援しちゃいますよー!!」







大ちゃん、

赤司くん、

きーちゃん、

テツくん、

ミドリン、






むっくん、一歩リードだよ？









がんばれ。









A、先輩。

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