祈っていた、ただそれだけ【羽風薫】【それだけ】 (ページ2)

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第2:祈りはじめてページ2

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乙狩「朔間先輩の妹か、よろしく頼む。俺は乙狩アドニス、弱き者を守る」

そう言う彼にフラワーちゃんは、仄かに微笑み。「頼もしいね」と言い握手を交わした。

大神「はん、テメ〜も吸血鬼ヤローの兄妹なのかよ」

「その判定だと、ボクも吸血鬼なんだけど…まあ、そこは自由に思ってて」

フラワーちゃんが話終わると、朔間さんがこちらにやってきて。

零「挨拶は終わったようじゃから、今日はこれぐらいしにておこう。フラワーも検査とかあるからの」

「ボクは全然……忙しくなければ…居てもらって構わないけれど……」

そう言い少女は、車椅子をぎこぎこと漕ぎ窓際まで行き。俺らと目を合わせなくなった。

羽風「俺は別に良いよ♪朔間さんが怒っても居るつもり」

朔間「わ、我輩怒らないもんっ！」

と、可愛こぶる朔間さんをその場の他4人は「うわ〜っ」って表情になった。

大神「にしてもよ、吸血鬼ヤロ〜はレッスン無い時に来てたのかよ」

零「勿論来ておっ「無かったよ…？」フラワー！？」

羽風「え、朔間さんまさか…」

乙狩「朔間先輩流石にどうかと思うぞ…」

そう言う俺らに弁明をしようとしたが、これは拭いきれないよね。