【ニコライ・ゴーゴリ】 契約書を熟読しろ道化師。 【文豪ストレイドッグス】

契約項目・拾玖 ページ22

脱衣場へ向かうと、お客さん用のバスローブが置かれて居たので、バスタオルで水滴をとった後、其れに身を包み髪を乾かした。







鏡を見ると、大きな湯船に浸かったからか、少し顔の疲れが取れて見えた。








『あ〜気持ち良かった！』



部屋に戻って来た私は、真っ先に寝台へと飛び込み、身体を沈み込ませる。









『最初は怖かったし、罪悪感もあったけど...カジノ生活サイコー！！！もうずっと此処に居てしまえば良いのでは...！？』





一人でゴロゴロと寝台を転がり乍ら、そんな呑気な事を考えていた。














そう、考えていた。



















「Aちゃーん！あ、ノック忘れてた！」



此の男が来る迄は。












『おまっプライベートだぞ此処ノックしろよ変態ぃぃぃいいい！！！！！』

「ぶべらっ！！！」






_________何をしたかって？








カジノ専用安眠枕(めっさフッカフカ)をニコライの顔面目掛けてスパーキーング！しただけだよ？(((










え？他作品パクるなって？




パクリじゃないよ尊敬の意を込めたパロディだよ(((





「ちょっ...！痛いじゃないかAちゃん！酷いよ！部屋に入っただけなのに！！！」

『ノックもせずに乙女のプライベートゾーンにズカズカ入り込んだのが悪いんだろうが猛省しろ土下座しろ』

「あたり強くない！？私何かしたかなぁ！？」

『誰が喋れと云った！』

「えぇえ日本って基本的人権の尊重を唱えて居るんじゃ無いの！？」





まぁそんな茶番は扨措き((((((







『で？ニコライは何しに来たの？』



枕を取り返し抱き締め乍らニコライに問う








「え？何しに来たって勿論...



















Aちゃんのお風呂上がり＆寝間着姿を一目見ようと」

『今すぐ出て行け変態道化師ぃぃぃぃぃいいいい！！！』

「ぐぼぁっ！！！」












本日2度目のスパーキーングが炸裂した。








『全く巫山戯やがって...』

「そんなに怒ら無いでよAちゃん！可愛い顔に皺が寄ってるよ？」

『誰のせいだコラ』

「ねぇ矢っ張りあたり強くない！？」










するとニコライの動きが止まり、石像の様に固まり出した。





而も、私を見乍ら。










『ん？何見て...』













ニコライの視線を追うと、



















暴れたせいでバスローブが肌蹴て露になる...











私の肌と下着。



















今度は平手打ちをする乾いた音が響いた。

契約項目・弐拾→←契約項目・拾捌

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す