【太宰治】.隣.の.寝.台.の.あ.の.子.【文豪ストレイドックス】

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太「そう云えば、」

看護師から借りた花瓶に自ら持参した花束を生けながら、太宰が何か思い出した様に語り出す。







太「前に、Aちゃんがやりたい事をノートに書き記して居ただろう？」




そう云うと、Aは少し微笑み、嬉しそうに
『覚えて下さってたのですね』と云った。


其れを見て太宰は自身の胸が高鳴るのを確認した後、気を取り直してまた語り出した。




太「勿論、他ならぬAちゃんのお願いだもの。
覚えて居るのは当然だろう？
___________其れで、退院した後、少し考えて見たのだけど、遊園地はもう少しAちゃんの身体が落ち着いたらにしようかなと思っているんだ。そうすれば、きっと遊園地も精一杯楽しめるだろうし、遊園地にはクレープ屋さんもあるだろうしね？」



そう云ってウインクをすると、Aの目が宝石の様にキラキラと輝き、興奮して居るのか、頬が段々と紅潮していって居た。




貴『嬉しいです！やって見たかった事を一度に沢山出来るなんて...！なら、早く体調を整えなきゃ行けませんね！』









そう云ってAはへにゃりと笑う。
...と同時に、又もや太宰の胸が高鳴る。



太「...Aちゃんが喜んで呉れたなら、嬉しいよ。」



今度は太宰も一緒に微笑んだ。








太「おっと御免、話が逸れてしまったね。
もう一つ、Aちゃんに提案が在るのだけど...」

貴『はい、何でしょう？』
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太「友達を作るなら、とっておきの人達(・・)が居るのだが...今度連れて来ても良いかい？」



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久しぶりの更新が短くてすみません......。

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