〃 ページ29
「…おいA。どうしたんだこれ。」
多分肋骨の痣の事を言っているのだろう。
『これは前に少し打って…腫れてるだけで…』
「打っただけじゃこんなにならねえよ！これ、
骨折れてるぞ！？」
怒鳴る霊幻さんに少し驚いて体を引く。
「Aちゃん、これ前に僕が…」
花沢が私の肋骨を見てまた悲しそうな顔をする
。
霊幻さんの手を払って服を直す。
『…』
「何で黙ってた。」
『…そんなに大した事じゃ無かったですし…』
「大した事なんだよ！こんな大怪我して気づか
ないんだぞ！？もしもっと酷かったら…！！」
霊幻さんの目を見ると少し泣きそうな目をして
いる。他の３人も心配そうな顔で私の事を見て
いる。
『ごめんなさい…。』
「…とりあえず病院だ。タクシー呼んでくる。
お前ら、Aの事見ててくれ。」
「はい。」
そう言って電話をしに行ってしまった霊幻さん
。
「Aちゃん、今の話…本当なの？」
『…うん。本当だよ。』
モブが聞いてきた事に素直に答える。
「いつから…なの。」
消えそうな声で律が私に聞いてくる。
『え…？』
「いつからなの、痛みが感じなくなったのは。
」
『多分…花沢とモブが戦った日からだと思う…
。この痣が出来ていたのも、あの日だ。
「…本当にごめん。僕のせいでキミが…」
『だから、違うって。気にしなくていいから。』
でも…と続ける花沢を遮って話す。
『あの日…、私が花沢に負けた日。それが多分
凄いストレスだったんだと思う。何で私だけこ
んなに足手まといなんだろうって、凄い考えて
た。でも、あの事があったから私も変わろうと
思えたのかなって思ってるんだ。痛みを感じな
いなんて私は別にどうも思わないし気にもして
ない。逆に戦いやすくなるしね！！』
少しおちゃらけて言ってみるが３人とも真面目
な顔をしてこちらを見ている。
『だから…心配しなくていいし、気にしなくて
もいい。こんな怪我簡単に治るしね！！』
笑ってみせるとモブがこちらにてをのばして私
のオデコをデコピンする。
『…？モブ？痛くないって…』
ポタッポタッ
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ぽめしばちぃーず - ただのアニメ好き☆さん» 前回もコメントありがとうございます！皆さんが読んでくださっているので続けられています！本当にありがとうございます！ (2019年4月8日 11時) (
レス) id: dc66c6f612 (このIDを非表示/違反報告)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - とってもお話面白いです！無理をなさらずに更新頑張ってください！ (2019年4月8日 1時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
れいな - 返信嬉しいです！これからも読み続けさせていただきます！ (2019年4月7日 11時) (レス) id: 9791386aac (このIDを非表示/違反報告)
ぽめしばちぃーず - れいなさん» れいな様。感想ありがとうございます！更新頻度が低下しないように頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2019年4月6日 11時) (レス) id: dc66c6f612 (このIDを非表示/違反報告)
れいな - とても面白いです！続き待ってます！ (2019年4月6日 10時) (レス) id: 9791386aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽめしばちぃーず | 作成日時：2019年4月2日 15時
