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そうして火神と2人で帰ることになったA。


火「それで、なんか話したいこと?って言ってたけど、なんだ?」


「えっとね、昨日さ、私、氷室さんに会ったじゃん。」


火「あー、そうだったな。」


「それで、なんか仲よさそうでうらやましいなって思って。」


火「まあ、子供の頃ずっと一緒だったからな。




でも俺(人1)とも結構仲良くね?」


「え?ほんとに?」


火「いや、俺は思ってっけど、違ったか…?」


「違くない!すごい嬉しい!」


火「そうか?
たぶん、女子じゃお前が1番だと思うし。」


(女子で、い、1番?!
これ、自覚なくて言ってるんだよね…
もう勘違いしたくなる…でも嬉しすぎるよ。)


「そ、それで、ね、
あのー、な、名前で呼び合うのいいなって思って、その、名前で呼んでいい?」


火「ああ。別にいいぜ。
じゃあ俺もお前のことAって呼べばいいか?」


「え?いいの?」


火「は?そういうことだろ?」


「うん、う、嬉しい。」


火「お前今日なんか変だと思ってたらそれが言いたかったのか。」


「う、うん。
なんか、恥ずかしくて!」


火「別に恥ずかしくねぇだろ。
アメリカじゃ普通だし、つか、(人1)って、あー、Aって呼ぶんだったな。
Aは苗字で呼ばれる方が少ねぇもんな。」


(な、名前で…火神くんから名前で呼ばれた!!!)


「うん。」


火「つか、お前も呼んでみろよ。」


「え?えっと…た、たい、が…///」


(う、恥ずかしい、これ明日から呼べるのか?!)


火「なんでんな赤くなんだよ?!笑
お前が言ったんだろ?」


「そ、そうだけど、やっぱ恥ずかしいし、」


火「なんだよそれ!笑」


「でもなんか仲良くなったみたいでうれしい。」


火「そうか?」



そんな会話をしつつ歩く2人。
10分ほど歩くといつも別れる交差点が見えてきた。



「あ、じゃあまた明日。」


「おう、じゃあ気をつけて帰れよ。」


「うん。
じゃあばいばい、た、大我///」


火「ああ。
じゃあな、A。」






(A、だって。
火神くんから、あ、た、大我///から名前で呼ばれちゃった…!)


それから家までの帰り道、にやけが止まらないAであった。





一方火神にも心境の変化が…


火(なんか、アイツちょっとかわいかったな…って、何考えてんだ俺?!)


鈍感火神も進歩か?
もしかしたらAの恋が実るのはそう遠くないのかもしれない。

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設定タグ:火神大我 , 黒子のバスケ   
作品ジャンル:アニメ
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ゆゆ(プロフ) - あさん» 初めまして。コメントありがとうございます!野崎君ですか。読んだことないので読んでみます。面白いと言っていただけて嬉しいです(^^)更新頑張りますね! (2017年7月10日 21時) (レス) id: ca833e82da (このIDを非表示/違反報告)
- はじめまして。 野崎君みたいな感じがしました。 読んだことありますか? とても面白かったです。これからも頑張ってくださいね。 (2017年7月10日 21時) (レス) id: e355c01f80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆゆ | 作成日時:2016年1月19日 0時

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