世界観が違う子【おそ松さん】

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A「行ってきます」



私は学校の準備をして、ドアを開けた



外の世界はとても明るくて、

幸せな空気を感じた




可愛らしい制服を着て、風に吹かれながら



怖い物なんてないじゃない

お母さんが言った怖い物は一体何だったのか…

疑問に思ったけど、気にする事はなかった




その辺に生えている草や、サーと走って行く猫

何もかもが気になって、つい寄り道をした





A「なにこれ！変なの！！」






名前のわからない花に止まる変な虫


私が息をかけると飛んでいってしまった



他にも、その辺を通りかかる人や、落ちている石も気になる





私が見たものは初めてがいっぱいで、


とても初々しい気持ちだった





思っていた世界とは全然違くて


怖い物って一体何なの？って思うほど


気持ちの良い場所だった





？「おい、お前…そこで何してんの…？」



A「え…？あっ、その…」





急に話しかけられたものでびっくりしてしまった





話しかけてきた人をよく見ると、

似た制服を着ていて私と何か違う…


何というか、体のつき方が違うというか…









初めて話しかけられたもんだから、

緊張してしまった





A「ご、ごめんなさいっ…！！！」





ああ、もう何で逃げてんだろう…

突然謝ってその場から離れるって、

失礼過ぎるよ…



いろんな意味で、ホントすみません…


と心の中で思いながら

私は学校へ急いで向かった










「…………何アイツ」

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