ヤンデレ教室part2【黒バス】

twentytwo＊不覚５ ページ5

起きたら朝になっていた



あれ？いつ布団入ったっけ？


おばさんが掛けてくれたのかな？



まぁ、誰と言えどありがたいな



ベッドから降り、

いつものようにゆっくり準備をしていた



あ、そうだ


と、突然忘れていたことを思い出した



朝早くに先生から呼び出しを喰らっていた


面倒だけど行くしかないな…


『行ってきます!!』



叔母「いってらっしゃい
気を付けなさいよ!!」



時間が無いから、パンをくわえて家を出た


今の時間は7時20分



走れば30分までに着くと思い、走って学校へ向かった



よく漫画で

パンをくわえた女の子が

運命の男の子とぶつかる



そんなことないかなと思ったけど、


学校に着くまで一回もそんなことは無かった






＊.＊.＊.＊.


ｶﾞﾗｶﾞﾗ
『失礼しました』



用事を終え、
職員室から出て、教室へ向かおうとした



「おい」ﾎﾟﾝ



『ニギャアァァア!!
っハイッ!!ハイ、何でしょう？』



突然肩を叩かれたため、驚いて変な声が出た



青「だ、大丈夫か？」



『あっ…青峰く…』



青「驚かせたか？すまねぇ
でもニギャアァァア!!
は笑えた、猫かよハハっ」



『笑わないでください!!
とても驚いたんです!!』



ワイワイ話をしながら、青峰くんと教室に向かう



青「わりぃわりぃﾊﾊｯ
てゆうか、職員室で何してたんだ？」



『えと、先生に呼び出しを喰らっていて…

必要な書類をまだ出していなかったらしいので』


ちょっと違うけど…



青「あそ。で、A
マネージャーなんの？」



『そのつもりです!!』



青「じゃあ良かった
俺嬉しいわ」



『……へ？』



青「…………
………!?!?」



『青峰く…』



青「冗談だよバーカ!!」



『わわっ!!』



青峰くんは真っ赤な顔をして半ば怒りぎみで



私の頭をワシャワシャと撫でて


教室へ入っていった



男の子らしいな…



肌黒いし、夏にセミ捕りとかしてそうなタイプだな…



そんな想像をするけど、内心は


“カッコいい”



そんな風に感じて



また不覚にも胸がドキドキした

twentythree＊変貌→←twentyone＊黒子くんの警告、優しさ 不覚４

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