口無し能無しは闇AUに気に入られる。［闇AU］ (ページ3)

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「先輩とみんなの家」ページ3

「あ、もしかして手繋ぐの嫌でしたか？」

嫌じゃないけど、やっぱり…思い出しちゃう。

「んー、しっかりついてきてくださいね？」

はい、と言う代わりに頷く。

「この前、先輩に部屋掃除しとけって言われたんですよね。でもそれってあなたが来るためだったんですね…。あ、ちゃんと綺麗にしてありますよ！安心してください！」

めっちゃ喋るね…。

ありがたいけど。

「で、此処が今日からあなたの部屋です。今日は疲れましたよね、今ご飯作りますんで呼ぶまでこの部屋で待っていてくれますか？」

クロスさんのご飯かぁ…うまそう。

ベッドあるし寝転がっとこう。

寝れないけど。

「じ、じゃあ俺はこれで失礼しますね！」

なんか後ろで手振ってる人がいる…

振り返しとこ。

なんか…すごい喋ってくれたな。

ご飯、美味しいかな？

ーーーーーーーーーークロスside

『先輩、とりあえずあの人部屋に入れて来ました。』

「おっ、どうだったか？」

いや、最初の感想と言われてもたかが7分程度だぞ？

『いや、どうかと言われても…普通に大人しい子でしたよ。』

「クロスーお腹減った〜」←キラー

「飯〜」←ホラー

この…俺をなんだと思ってんだよ。

飯…作るか。

…これで、大体完成したな。

［おい］

『なんだ、キャラ』

［さっきの奴、手振り返してくれた］

『さっき…なんで今言うんだ。あの子、キャラのこと見えてるのか？』

［…そうかもしれない］

『てか、さっきの子に手振ったんだな』

［挨拶くらいは…ね？］

ね？じゃないんだよ。

もっと早く言え。

『なら、あの子呼んできてよ』

［は？］

『よろしく』

［…しょうがねぇな。］

ーーーーーーーーー夢主side

［おーい、いるか？っても聞こえないか。］

…聞こえてるよ。

あ、さっきの人じゃん。

［アイツが呼んでたよ、飯が出来たよって。どうやって伝えようか…。］

分かった。

伝わるように頷く。

［…って、聞こえてるのか？］

もう一回頷く。

［そうか…。僕はキャラ。覚えておいて。］

キャラさんか…。

もしかして、他の人には見えないのかな？

［クロスの場所、分かるか？］

多分わかる。

［んじゃ、ついて来い。］

「あっ、来た。」

そう言ったのはキラーさん。

「こ、こっちおいで？一緒に食べよ？」

誘ってくれるのはホラーさん。

でもなんとなくクロスさんとナイトメアの間に座った。

　「「「「「いただきまーす」」」」」