【文スト】こんな事になりました。パート２【自作コラボ】

会いが一つ ページ7

織『だが、お前っ、社長に可愛いがられて、いるだろっ』


めっちゃ笑ってるじゃん。


何があったの。


『足りない！』


｢どうすれば満足なんですか…？｣


『それは言えないなぁ』ﾃﾚﾃﾚ


｢え｣


織『ぶはっ』


吹き出した作之助君はAさんの肩に再び顔を埋めた。


｢なんで言えないんですか？｣


『秘密の多い男なんでね』


｢わぁ｣


織『……あ』


乱｢来たね｣


『あら、どうしよ』


全｢？｣


三人があわあわし始めた。


織『んじゃ、俺は帰る』


『え？』


織『お前は彼にハニートラップでも仕掛けろ』


『…良いですね！』


織『じゃ、またお前の世界でな』


『えぇ、次会ったらカレー作ってあげます』


織『楽しみにしている』


作之助君はそう言い、Aさんの頭を少し撫でてから探偵社を出て行った。


ハニートラップがどうとか、聞こえた。


誰に…？


乱｢じゃあAは応接間に隠れてなよ｣


『…そうですね』


『A、今から俺の真似をしろ』


｢え!?｣


『俺は隠れてるから居場所をばらすなよ』


｢ちょっ、Aさん!?｣


俺に軽くそう言うと、応接間に入ってしまった。


…誰がここに来て、何故真似なんか…。


本当に、謎な人だな、ははっ。

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