【文スト】こんな事になりました。パート２【自作コラボ】

会いが一つ ページ4

『そうですね、ほぼ毎日こうです』


福｢私と乱歩とか？｣


『えぇ』


｢毎日…｣


凄いな…。


ん？てか、


｢さっきの幼児の福沢さんと乱歩さんにあの服着せたの、誰ですか？｣


社長と社の大黒柱である乱歩さんにあの服を着せられる勇気、凄い。


『俺だけど？』


｢……ん？｣


｢え、Aさん…？｣


犯人はAさんだった。


『あの日は朝から二人が幼児になっていてね、出社しても仕事が少なくって二人を連れて買い物行ったの』


買い物好きだな。


｢朝からって…？｣


『あぁ、その日も福沢さん宅にお邪魔していてね』


｢本当にしょっちゅうですね｣


『いや招かれると行きたくなるじゃん』


分かるけど。


『それで買い物行って、どうせなら可愛いんだから可愛い服を着せよう！ってなった』


｢その結果があれだと｣


『そういう事』


行動力凄い。


乱｢社長嫌がらなかったのー？｣


『嫌がりませんでしたね。照れてはいましたけど』


乱｢おー｣


｢猫ですもんね｣


福｢お前私が猫ならなんでもすると思っているだろ｣


｢思ってますもん｣


『ふふっ』


｢ほら、Aさんも思ってますよ｣


織『猫より、こいつが言えば社長はなんでもするぞ』


そう言いながら、Aさんを抱き締めた作之助君。


『そんな事ありませんよ』


と、満更でもない様子のAさん。


｢愛されてるんですね｣


『まだまだ足りないね』


乱｢おやおや｣


｢足りない…｣


『福沢さんからの愛でこの体が溶けてしまうほどの愛じゃなきゃ』


全｢!?｣


｢…福沢さん、好きなんですか…？｣


『うん、大好き』


織｢…恋愛的な意味でか…？｣


『さぁ、どうでしょう』


微笑みで、誤魔化したAさん。

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