【文スト】こんな事になりました。パート２【自作コラボ】

会いが一つ ページ3

乱｢Aいつも僕と社長の絡みを見て癒されてんだよ｣


『まぁ、癒されますもん』


乱｢むかー！｣


『あはは！』


両手を上げて怒ったようなポーズをした乱歩さん。


乱｢『ん？』｣


俺は乱歩さんとAさんの手を取り、その場から移動した。


福｢…はぁ｣


乱｢…また｣


向かった先は福沢さんの元。


福沢さんに乱歩さんを抱き着かせた。


｢どうですかAさん｣


『癒されますなぁ』


どうやらAさんは分かってくれた。


『二人がくっ付くと破壊力抜群だもんな。この前も二人仲良く寝てたよ』


｢なら福沢さん宅にお邪魔したことが…？｣


『しょっちゅう』


｢ほぇー…｣


しょっちゅうお邪魔してるんだ…。


…凄い。


『この二人の絡みも可愛いけど、もっと可愛い形状にしようか』


｢そんなのあるんですか…！｣


『あるある』


そう言うとAさんは乱歩さんを福沢さんから離れさせた。


『A』


Aさんは俺の名を呼び、福沢さんに抱き着くよう目で訴えた。


｢……ぇ｣


無理なんだが…。


『…全く』


｢!?｣


Aさんが無理矢理俺を福沢さんの前へ連れた。


その瞬間に、福沢さんが俺を抱き締めてきた。


死ぬ死ぬ、やめて。


そして、そんな俺に乱歩さんを抱き着かせてきた。


俺は今、福沢さんと乱歩さんにサンドウィッチされている。


『乱歩さんはAに抱きつけ、尚且つ福沢さんにも抱き締められる』


あ、確かに乱歩さんの背に福沢さんの手がある…。


『お前は二人に抱き締められ、福沢さんはそんな二人を抱き締められる』


『これぞ得セット』


｢な、なんか凄い…｣


得セット、美味しそう。


乱｢Aはいつもこうなんでしょー？｣


…え、いつも…？

会いが一つ→←会いが一つ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す