【文スト】こんな事になりました。パート２【自作コラボ】

会いが一つ ページ5

福｢二十歳のAにもモテているのか……A、お前も私を好きになれ｣


｢ノーコメントで｣


『おやおや』


福沢さんを好きになったらと思うとね、ちょっと色々と。


いやまぁ好きですけども。


｢Aさん、病んでれなんですね｣


『いやいや、微塵もないだろ』


織『こいつは極度の病んでれだ』


｢ですよね｣


『納得いかないな』


気付いてないのか。


｢あ、そういえばさっきの写真の中に女性が居ましたが、あの人は誰です…？｣


『女性…？』


Aさんの目が細められた。


織『その写真って、社長と美人が写っているヤツだろ？』


｢そうです｣


『…あぁ、あれか』


納得したAさん。


『誰だと思う』


｢…福沢さんの……奥さん？｣


『正解』


｢あ〜、やっぱり｣


｢……ん？｣


全｢えぇええ!?｣


福｢わ、私に妻が居るのか…!?｣


『居ますよ、A写真見せてあげて』


｢ほら、凄い美人ですよ｣


福沢さんに写真を見せた。


福｢…なんという事だ｣


『ちなみに息子も居ますからね』


全｢!?｣


織『二十歳のな』


全｢!?｣


｢は、二十歳…!?｣


福｢…私が…乱歩に会う前から…｣


織『孫も居るよな』


全｢!?｣


福｢な、なんという事だ…｣


｢…凄い…｣


織『奥さんは凄い美人でな、太宰でさえろくに顔を見れなかった』


太｢なに!?A!!写真見せて!!｣


｢はい｣


太｢｣


ドサッ


｢太宰さぁん!?｣


写真を見せた瞬間倒れた太宰さん。


赤い血だまりを作っていく…。


織『国木田、谷崎兄弟、マフィアの面々もやられている』


全｢マフィア!?｣


｢…凄い…攻撃力…｣


…福沢さんの妻…恐ろしい…。

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