鳴さんの知り合い ページ2
「あら?おーーーーーい、Aーー!」
「?あ、鳴さーん!久しぶり!」
前聞いた時よりも大分低くなった他校の先輩、鳴さん。
出会ったきっかけというのはまぁ、後日談。
「鳴さん部活はー?」
「今日オフなんだよね!A今からアイス食べない?」
「今2月だよ?食べるけど!!」
コンビニでアイスを買って、近くの公園のブランコに座って食べる。
きぃ、きぃ、という音が小さい頃好きだった気がする。
「鳴さんなんで奢ってくんないのさ、年下だよ!?」
「可愛い子だったら奢ってたんだけどね!Aはまだ早い!」
「発展途上国的な?」
「そういうところが可愛くないんだよ。」
なんて言い合いながらアイスを食べる。頭がキーンってなったことはないけど、歯が痛い。
「あ、そういやもーすぐ青道と試合なんだよね!A見に来たら?」
「えー……ルール分からんから見ても面白くなくない?」
「それ前も聞いたけど、勉強しなよ…。まっ、こいつ足速いとか鳴さんかっこいーとか、思っとけば?」
「それ言っちゃう辺り鳴さんもかっこよくないよ。」
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作者名:虹海 | 作成日時:2017年2月12日 14時