無気力少女は過去に帰ることができたようで。

第１５４弾 ページ4

γと話をしようと思ったオレは、γを呼び出した。





｢γ〜、ちょっと話しようぜ？｣






γ｢なんだ？｣




そう言うγに場所を少し移動しようか、と言って今は森の少し奥の方に来た。





γ｢で？どうしたんだよ？

お前も俺が気に入らねーのか？｣







｢そんなわけねーじゃん。

オレγんとこの小隊とユニは好きだって最初に言わなかったか？｣







オレがそう言うとγは｢そういやそうだったな｣
と言って笑った。







γ｢で、本題は？｣




・・・・なんかこうやって改めて言うのもなー･･･









｢あー、その、さ。

γってユニのこと好きか？？｣




そう聞くとγは驚いたように目を見開いた。





γ｢なんでそんなこと聞くんだ？｣





｢いや、ちょっとな。


“ボス"とか“子供"だからとかそう言う〈好き〉じゃなくて、１人の女として好きなのかってことを聞きたかったんだ。


別に今答えてくれなくてもいい。

考えておいてくれ｣









オレがそう言うとγは困ったように頭をかいた。









γ｢そうは言ってもな……｣









｢真剣に考えておいてくれ。

ユニはこの戦いで命を落とすつもりだ｣




させねーけど。





γ｢なっ！？｣









｢最期は好きな奴に一緒に居てほしいって思うのは、女の子にとってはすげー重要な気持ちだぜ？｣









お前の気持ちがホントなら、オレはユニとγを全力で応援しよう。









｢それだけ。

あ、言っとくけどオレは死なせるつもりなんてサラサラないから。

ぜってー助けて見せるよ(ニッ｣








オレはそれだけ言って、みんなの輪の中に戻った。

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