愛の器

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月日がたち


わたしは中学生になった

兄達と同じ学校だ



これからは兄達に目をつけられないよう
地味に学校生活しよう

目立たないようにしよう


そうすれば今の生活がかわるかもしれない
　




家に帰りたくないから

わたしは部活に入った


剣道部に入った


防具は学校のものを使うが胴着と袴は親に頼んで買ってもらった



初心者のわたしには剣道の稽古はとてもつらかったけど楽しかった


周りの先輩達や同期達は小学時代からやってるからついていくのがやっとだ


だからといって弱音を吐きたくない


一生懸命稽古に励み

兄達の嫌がらせなんかきにしなくなった


それどころか顔合わせる機会が減った

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