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それから私は、小南という女性に会いに行った。
イタチ曰く、暁のリーダーに1番近い人物らしい。


「……ええと………」
小南「貴方がいろはA。」
「…うん、そうよ」
小南「私は…小南。……こっちに、」

その後に言葉はないが、なんとなく私は
小南の後に着いて行った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


?「そのガキがいろはの生き残りか?」
?「そうゆーなよ角都ゥ」

?「旦那、アイツがAか?うん。」
サソリ「ああ、俺のガキだ。」
?「隠し子か!?うん!」
サソリ「うるせぇな。違ぇよ。」


少し開けた場所に出ると、
個性的な面々が集まっていた。

小南「自己紹介をしなさい、A。」
「私は……いろはA。木の葉の里から抜けた。
……よろしく。」
?「そのガキは本当に使えるのか?」
サソリ「じゃ、デイダラとやらせるか?」

デイダラと呼ばれた金髪の青年は意気揚々と
立ち上がり、粘土のようなものを持った。

デイダラ「いいぜ!オイラの芸術を見せてやる!」
?「待てよォ、デイダラちゃん。俺にも
やらせろ!!最近めっぱらジャシン様に捧げる
生贄が少なくなってんだ。懺悔ばっかりすると
ジャシン様との繋がりが薄れ__」

面倒ね。そう思って私はサソリ様の傍に
隠れるようにして立った。

小南「…なら、イタチ対A。
それなら文句はないでしょう。」
鬼鮫「彼女が死んでしまうのでは?」
サソリ「コイツの強さは“俺が1番知ってる”。
俺は文句ねぇよ。小南。」

イタチと戦うのは流石に気が引ける。
けど、サソリ様の「頑張れよ」という言葉で
とてもやる気が出てきた。


私は拳を握りしめてイタチの前に立った。

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作者名:舞中蠍 | 作成日時:2019年10月25日 21時

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