105 ページ7
それから私は、小南という女性に会いに行った。
イタチ曰く、暁のリーダーに1番近い人物らしい。
「……ええと………」
小南「貴方がいろはA。」
「…うん、そうよ」
小南「私は…小南。……こっちに、」
その後に言葉はないが、なんとなく私は
小南の後に着いて行った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
?「そのガキがいろはの生き残りか?」
?「そうゆーなよ角都ゥ」
?「旦那、アイツがAか?うん。」
サソリ「ああ、俺のガキだ。」
?「隠し子か!?うん!」
サソリ「うるせぇな。違ぇよ。」
少し開けた場所に出ると、
個性的な面々が集まっていた。
小南「自己紹介をしなさい、A。」
「私は……いろはA。木の葉の里から抜けた。
……よろしく。」
?「そのガキは本当に使えるのか?」
サソリ「じゃ、デイダラとやらせるか?」
デイダラと呼ばれた金髪の青年は意気揚々と
立ち上がり、粘土のようなものを持った。
デイダラ「いいぜ!オイラの芸術を見せてやる!」
?「待てよォ、デイダラちゃん。俺にも
やらせろ!!最近めっぱらジャシン様に捧げる
生贄が少なくなってんだ。懺悔ばっかりすると
ジャシン様との繋がりが薄れ__」
面倒ね。そう思って私はサソリ様の傍に
隠れるようにして立った。
小南「…なら、イタチ対A。
それなら文句はないでしょう。」
鬼鮫「彼女が死んでしまうのでは?」
サソリ「コイツの強さは“俺が1番知ってる”。
俺は文句ねぇよ。小南。」
イタチと戦うのは流石に気が引ける。
けど、サソリ様の「頑張れよ」という言葉で
とてもやる気が出てきた。
私は拳を握りしめてイタチの前に立った。
300人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:舞中蠍 | 作成日時:2019年10月25日 21時