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27杯目 ページ29

敦君が目を開けて現状把握した頃、

社長が部屋に入ってきた。

「そこの太宰めが 有能なる若者が居る と言うゆえ、その魂の真贋試させて貰った」

「君を社員に推薦したのだけど、如何せん君は区の災害指定猛獣だ。保護すべきか社内でも揉めてね」

ーーーーーーーーーー。

「で、社長の一声でこうなった、と」

・・・・・・・・・。

「で、社長。結果は?」

「・・・太宰に一任する」

・・・ねぇ、皆さん。

「合格だってさ」

「つ、つまり・・・? 僕に斡旋する仕事っていうのは」

太宰さんはほくそ笑んで

「武装探偵社へようこそ」

敦君は叫んで入社を拒んだが、太宰さんの追い打ちにより、その願いは儚く散った。。。

てか、そんなことよりも・・・

「んんーーーーー‼」(あのーーーーー‼)

「「「「!!!!!」」」」

皆が一斉にこちらを見た。

「んーんんんんんんん! んんーん‼」

(よーやく気づいたか! てめーら‼)

喋れないのをいいことに口が更に悪くなっております!

「んんんんーんんんんんんんんん、んんん、んんんんんんんんんーんんんんん、んんんーんんんんんんん⁉」

(試験合格がおめでたいのはわかってるが、それは私を解放してから浸ってもいいんじゃないのかな⁉)

泣くよ私!

こんな痛い視線の中こんな喋り方して、

恥ずかしさマックスだよ⁉ ←じゃあ喋んなよ

喋んなきゃこのままでしょうが⁉

「あーごめんねマスター。君のこと忘れてたよ♪」

だ、太宰さん・・・

笑顔が黒いよ・・・(ガタガタガタ)

太宰さんは黒く笑いながら私の方に歩いてきて、しゃがんで私の目を見ながら怖いことを言ってきた。

「解いてあげてもいいけど、さっき君、私のお腹殴ったでしょ?」

(カタカタカタ)

「そんな悪い子にはお仕置きが必要だ」(ニコォ)

(国木田さーーーーん‼ 助けて襲われるーーーー‼)

「んーーんーーん‼」

私は涙目で国木田さんに助けを求めた。

「太宰! 店主に何かあれば許さんぞ‼」

国木田さん・・・(パァァ!)

「くにきーだ君、私はただマスターに社会のなんたるかを教えるだけだよ。それが私達大人の役目でしょ?」

「そ、そうなのか? なら・・」

「そういうわけだからマスター、別室でゆっくりと二人で話し合おうじゃないか♪」(ニコッ)

国木田さんーーー⁉

「他の皆は先にうずまきに行っててよ」

太宰さんは身動きのできない私を担いでどこかへ移動した。

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作品ジャンル:アニメ
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Wiyu(プロフ) - 続編行きました! 更に亀になると思いますが宜しくお願いします!!! (2018年9月23日 3時) (レス) id: 282d795185 (このIDを非表示/違反報告)
Wiyu(プロフ) - イゼッタさん» いえいえ気にしないでください( ´ ▽ ` )b (2018年8月29日 0時) (レス) id: 282d795185 (このIDを非表示/違反報告)
イゼッタ(プロフ) - Wiyuさん» 読み返しました!変なこと言ってすみませんでした!! (2018年8月29日 0時) (レス) id: 1f346eff48 (このIDを非表示/違反報告)
Wiyu(プロフ) - イゼッタさん» 会話文は基本「」なので問題はありません (2018年8月28日 7時) (レス) id: 282d795185 (このIDを非表示/違反報告)
イゼッタ(プロフ) - 最後の方夢主のセリフが「」になってますよ! (2018年8月28日 3時) (レス) id: 1f346eff48 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Wiyu | 作成日時:2018年6月19日 17時

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