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10pink ページ10

噛まれたところが、ズキズキとして









顔なんか涙でグチョグチョで









「あ、わ、たしを……いじめてくださいご主人さ、ま」









「良く言えました。いいよ」









兄はそういって、私の中に指を入れた。初めから、3本も。









「い、痛いよぉ!痛いから止めて!」









「敬語……本当に物分り悪いね」









その冷たい瞳に吐き捨てられ、心がチクリと痛む。









兄は私に、四つん這いになるように命じた。
威圧感がって逆らえない。









手を縛られているから、ベットの前の部分に手を添えた。









___なんだか私、犬みたいだ









「濡れてきた……いれるね?」









「え、あっ!いた!痛いっ!!やめ、抜いてよぉ!」









あまりの痛みに、ベットの前の部分に持たれていた腕は自分を支えられずに、虚しく崩れた。









腰を掴まれているため、尻だけ上がった犬のようだった









兄は泣き叫ぶ私を見て、うっすらと笑みを浮かべていた

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作者名: | 作成日時:2017年3月5日 17時

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