うら ページ24
*‥
「…ほぉ、Aが、か。
そんな子じゃったのか…。少し、残念じゃのう」
棺桶の中から、聞こえる会話。
本当に残念そうで不安になるが、そんなことないか、なんて思ってみる。
「…もう、わたし…!
先が何も見えないんですっ…!
けど……………………。
零さんが居るなら、もう安心ですっ♡」
うぅ、本当だとしてもちょっとアレだな。
臭いセリフを喋るよね。うん。
「うむうむ、そう言われると照れるのう…」
あぁ、早くこの部屋から消えてくれ…。
ゴーアウェイだよゴーアウェイ。
「それじゃ、これからよろしくおねがいしますねっ♡」
ぱたん、と扉が閉まる音がした。
暗くて狭かった目の前が明るくなって、
少し目の奥がジンジンと痛む。
「…これは、なかなか酷いもんじゃ。
思ってたより、遥かに。」
『…あぁ、ほんと目障り。
早く処分したいなぁ…』
本人がいるところで濡れ衣を着せられるのは
やっぱり心地の良いものではない。
そのせいか、若干イラつきモードだ。
「…Aなら、今からでもできるだろうに。
何かしら理由があるのかえ?」
不思議そうに零兄さんは首を傾げる。
一方でわたしは、口に大きな弧を描く。
『…零兄さんは、緑のピーマンと赤のピーマン。
どっちの方が好きです?』
「……ピーマン??」
ちなみに私は赤ピーマン。
例え方がちょっと悪かったかな。
けど、まぁわかるでしょ。
「うむ…赤ピーマンかのう。
赤いし、何より甘いし…」
『そこですよ。
赤ピーマンが甘いのは、熟してるからです。
長い日時が経って、私が好きな赤い実になる。
つまり、楽しみは月日を待て。
ってことです。』
うーん、もっといい例え方なかったかな。
…あ、りんごでもいけるな。
○*・○○
今回は最後ややギャグ路線。
続きが見たい方!
あんスタが好きな方!
是非是非評価をおねがいします!
終わり←じゃまもの
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
721人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢花(仮垢) - 絶対あの自信過剰女(悪女ちゃん)潰す← 夢主にどんな過去があるのか知らないけど、内容によっては変わるけど、悪女ちゃんより悪い子じゃないのはわかるから。 (2018年9月12日 9時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
ハクリン☆(中二病JC)(プロフ) - 続いて、とても面白いですぞよ!!続きが楽しみです、更新楽しみにしてますね (2018年2月25日 10時) (レス) id: e9c024781f (このIDを非表示/違反報告)
ハクリン☆(中二病JC)(プロフ) - 23ページ凛月の弟ってなってますぞー。 (2018年2月25日 10時) (レス) id: e9c024781f (このIDを非表示/違反報告)
ありさ - とても面白いです!更新大変だと思いますが、頑張ってください! (2017年9月2日 16時) (レス) id: 2dc106ba26 (このIDを非表示/違反報告)
あかりん(プロフ) - おぅふ…いいねー!この時が来るのを待ってましたー!友達もおすすめキてきまーす! (2017年8月25日 22時) (レス) id: d4b62537e4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:冬華@もりちあ激推し | 作成日時:2017年6月20日 20時