第２話 ページ3
暫くの間、沈黙がはしった。
ﾋﾟﾁｭｰ『……そうよ。私は色違いって事で群れから追い出されて、その後人間に狙われたわよ。同情したって無駄よ。』
貴「でもさ、１人じゃ寂しいでしょ。だから、一緒に旅しようよ。」
ﾋﾟﾁｭｰ『私が？私で良いの？』
貴「勿論さ！君は僕のパートナーだもん。そうだ、君の名前はユナにしよう！どう？」
ﾋﾟﾁｭｰ『…ﾌﾟｯアハハ‼あんた面白いわね！良いわ、私はあんたのパートナーになってあげる。』
貴「本当!ありがとう！(ﾆｺｯ)」
ﾕﾅ『////べ、別に。その、わ、私の為でもあるし、そんな笑顔でお礼言われたらどうすれば良いか分からないでしょ！でも、Aからは離れないんだから。///』
貴「うん‼」
ｵｰｷﾄﾞ「無事、ピチューと分かち合えたようじゃのう。ほれ、これがピチューのボールじゃ。」
僕はユナのボールを小さくして、予め買っておいたモンスターボールペンダントに付けた。
貴「改めて宜しくね。ユナ！」
ﾕﾅ『えぇ、宜しくねA!(ﾆｺｯ)』
ｵｰｷﾄﾞ「そして、この３匹からもう一匹選ぶのじゃ。」
貴「えぇ！良いんですか?！」
ｵｰｷﾄﾞ「Aちゃんは女の子じゃから。さぁ、選ぶのじゃ。」
貴「誰にしようかな。………よし、決めた！ヒトカゲにします!」
ｵｰｷﾄﾞ「おぉ、ヒトカゲか！これがヒトカゲのボールじゃ。それとモンスターボールと傷薬、図鑑じゃ。」
貴「ありがとうございます‼」
ｼｹﾞﾙ「A。」
貴「何？」
ｼｹﾞﾙ「ほらこれ。」
渡されたのはポケモンの卵だった。
貴「これは卵？」
ｼｹﾞﾙ「そうだ、俺からのプレゼントだ。あと右腕出して。」
？何するんだろう。
貴「わぁ！」
シゲルが右腕に付けてくれたのは、綺麗なブレスレットだった。
ｼｹﾞﾙ「ほら、綺麗だろう。餞別だ。」
貴「シゲル、ありがとう！(ﾆｺｯ)」
ｼｹﾞﾙ「////あぁ。」
貴「……あのさ、シゲル。頼みがあるんだけどさ、僕とバトルしてくれない？」
ｼｹﾞﾙ「何でだ？」
貴「やっぱりさ、初バトルは知らない人より大好きなシゲルとやりたいの！お願い！」
ｼｹﾞﾙ「だ、大好きなって。//////やってやるから、早く行くぞ！」
貴「ありがとう！大好きだよ！」
ｼｹﾞﾙ「///////////////////」
ｵｰｷﾄﾞ「ﾆﾔﾆﾔ」
審判を研究員の人に任せてバトルを始めた。
ｼｹﾞﾙ「行けっ、ガーディー！」
貴「ユナ、君に決めた！」
ﾕﾅ『勿論勝ってやるわ！』
さぁ、僕達の初陣だ‼
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作者名：リンゴっ子の妹 x他1人 | 作成日時：2018年4月10日 18時
