天界で罪人になった堕天使はAUの世界に追放される (ページ25)

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的中ページ25

あまり寝れなかった…
何か体が重いな……

時計を見ると９時を指している
ヤバい！めっちゃ寝てたじゃん！
なんで起こしに来なかったんだろう｡

いつもより静かで嫌な予感がする

リビングに降りる

何で？……

何で塵が舞っているの？

『ナイトメア？キラー？クロス？マーダー？ホラー？エラー？嘘だよね？』

誰も答えない

『嘘って言ってよ！！』

ロイドは？

ｺﾝｺﾝ
『ロイド……？』
ﾛｲ「なんだ？」
よ,良かった

ｶﾞﾁｬ
私が応答しないことを心配したのかロイドが出てきた｡手招きをしてリビングに誘う

ﾛｲ「は？嘘だろ？」
私は嘘じゃないとロイドに告げる

ﾛｲ「外の空気吸ってくる」
私もロイドの後を追う
『え、、、、、』
視界に入ったのは塵とボロボロに崩れた建物

ﾛｲ「大御神なら何か知ってるんじゃないか？」
コクりとうなずき,天界へと向かった

大御神「……来たか」
まるで私達が来るのが分かっていたみたいな口ぶりﾛｲ「お前の仕業か？天照大御神」
大御神「…もともとあれは,失敗作だったんだ」
『えっ…？』
大御神「あの作品は沢山の世界に干渉しすぎた｡そこに堕天使と天使が追放された｡我等はこの天界に干渉されることを恐れた｡」
ﾛｲ「だからって……！」
大御神「天界に作品が干渉する事は決してあってはいけない｡だから我は作品の契約を破棄した」

作品の契約破棄…それはされたが最後｡
神の加護が外れ,悪魔が攻撃を仕掛ける｡攻撃された作品は闇に呑まれる

莫大な闇に耐えきれなくなった作品は崩れていく
人,モンスター,建物が崩れ崩壊する
勿論その作品と干渉した別の作品だって壊れてしまう｡デメリットしかないはずだ

『……』ｽﾀｽﾀ

私は何も言わずにその場を後にし,別の場所に向かった