検索窓
今日:16 hit、昨日:26 hit、合計:215,697 hit

ラップ20 ページ22

一郎side


ザパーン!!


なんて、擬音を使うのだろうか

連れてこられた場所は海


突然の乱数の提案

まさか、ほんとに来るとは…


左馬刻「………なんも持ってきてねぇぞ」

乱数「泳がないよ〜ちょっと水遊び!」


乱数は飛び跳ねながら海の方へとかけていく


寂雷「全く、彼にはいつもいつも驚かされる」


そう言いつつも楽しそうな寂雷さん


奏音『ふぁっ!!』

一郎「ん、どーした」

奏音『これが海というやつなんですね!!』


…………は?

海を、しら、ない…?


左馬刻「行ったことあんだろ?海なんか」

奏音『いえいえ、初めてですよっっ!!すごい!』

一郎「まじかよ」


どこの金持ちの息子だよ…

と突っ込みたい


奏音は無邪気に小さな子供のように

乱数のあとを追った


乱数「奏音くん〜海初めてなの?」

奏音『はいっ!』

乱数「へぇ〜そうなんだぁ〜えいっ!」

奏音『うっ!…………冷たいししょっぱい』

乱数「あっははははっ!!」


乱数と奏音が遊んでいるところを遠くから眺めながら

俺は話し出す


一郎「奏音のこと………俺たち何も知りませんよね」


謎の多い彼は

自分のことを話したがらない


だから、俺たちも聞いていいものか

戸惑っていた


寂雷「誰にでも話したくない過去の一つや二つはあるでしょうね」

左馬刻「……だが、俺たちはもう仲間だ。いいんじゃねぇのか」

一郎「…………」


迷ってしまう…

聞いてしまっていいものだろうか?


奏音『一郎さんたちは来ないんですかっ!』

乱数「おいでよ〜」



お呼びだな



左馬刻「行ってやるか!」

一郎「今から行くーーーっっ!!」


俺たちは日が沈むまで

遊んだ

ラップ21→←ラップ19



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (64 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
188人がお気に入り
設定タグ:ヒプマイ , T.D.D , 小説
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちょこ(プロフ) - 月華姫さん» ほんとですね…ご指摘ありがとうございます!これからも、精進します! (2019年5月3日 9時) (レス) id: 755fd42567 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫(プロフ) - 初めまして!ラップ11にて誤字報告。一郎の台詞「左馬刻さん、【絵柄】っすよ?」で【笑顔】です。此れからも応援しています(^^)vではまたっ♪ (2019年5月3日 6時) (レス) id: 8c63610ac2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちょこ | 作成日時:2019年5月2日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。