15話 ホスト部12 ページ16
綾小路「へえ...それは大変だったわねぇ。鞄がひとりでに池に落ちるなんて怖い話ね?」
ハルヒ「ハァ...(なぜこの人が自分に指名を...)」
那月はお客さんの相手をしつつ、ハルヒの方を気にしていた
綾小路「でも環様のお手を煩わせるのはやり過ぎね。たかが安物の鞄を探すためでしょう。あの子もそうだけど可愛がられてるなんて勘違いしないことね。環様があなたたちを構うのは貴方達の育ちが珍しいからよ。調子にのって環様にくっついているから次々おかしなことが起きるんじゃないの...?」
ハルヒ「...それは...つまりヤキモチ...」
その言葉に綾小路は固まりカップをひっくり返した
ガッシャン
それに悲鳴を上げる綾小路
綾小路「きゃあっ助けて‼ハルヒ君が突然乱暴な事を‼」
その言葉にハルヒは驚く。無理もない。自分は何もしていないのだから
那月はお客さんに
貴「騒がしくしてしまい申し訳ありません。少し見てまいります」
と言い席を立った
周りの姫たちは綾小路の言葉に少し疑問を持っているようだが
綾小路「やっぱり野蛮ね。誰か早くこの庶民を...」
光「あ、ごめん」
馨「手がすべった」
そう言ってグラスに入った水を綾小路にかけた
綾小路「な...っ」
かけた本人たちは知らんぷり
鏡夜先輩は写真をばらまき写真の中には那月とハルヒの鞄を池に放り込む写真だった
貴・ハルヒ「「!」」
鏡夜「ばれてないとお思いでしたか?ホスト部の情報網を甘く見ないで頂きたい。別件の写真も勿論押さえてありますよ?」
ハニー先輩は綾小路に近づき
ハニー「この人コワい。鬼みたい」
後ろに立っているモリ先輩も
モリ「見苦しいな」
環先輩は綾小路の頬を包み
環「そうねえ...君はなかなか綺麗なんだけど...」
綾小路は必死に
綾小路「た...環様‼あの子が...」
環先輩は立ち上がり前髪をかきあげ
環「顔だけ良くても困るんだよねえ。悪いけど消えてくんない?うちの部員に手ぇ出す奴は客じゃないんでね」
綾小路「あ...環様のバカァー」
と泣きながら走り去っていった
馨「いるんだよねー。たまにあーゆーカンチガイ女王」
環先輩は咳ばらいをし
環「あーモメ事を起こした罰だ。追加ノルマ1000人を申し渡す」
ハルヒ「ハァ!?なんで!?」
環「お前がいなきゃお得意様を失うこともー?この美しい肉体で財布探しすることもなくー?」
ハルヒ「先輩‼」
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にゃお!(プロフ) - 柘榴さん» 私は友達が見ていたのを一緒に観てました。話が長かったので私は途中で観るのをやめました笑 (2018年8月18日 9時) (レス) id: 15fbd4d4b9 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴 - DVDを妹がレンタルしてたので一緒に観てました (2018年8月17日 22時) (レス) id: bed93decce (このIDを非表示/違反報告)
にゃお!(プロフ) - 柘榴さん» 合ってます!私がちっさい時に放送されていましてふと思い出したんですよ。コメントありがとうございます (2018年8月17日 21時) (レス) id: 15fbd4d4b9 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴 - キャラチェンジは、「しゅご」が付くもので合ってます? (2018年8月17日 4時) (レス) id: bed93decce (このIDを非表示/違反報告)
にゃお!(プロフ) - あいうえおさん» はじめまして!面白いなんて光栄です!応援なんて嬉しい限りです!これからも頑張っていきます! (2018年4月12日 21時) (レス) id: 0ad93c5e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゃお! | 作成日時:2018年2月3日 17時