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MTG ページ7
放課後、あっかーは私の手を引いて、トイレに駆け込んだ。
あっかー「何がどうしてこうなったんだかは今のところ全く不明だけど、こうなってしまった以上は頑張って」
私たちいつメンは5人だけど、どちらかと言うと、2:3で、私の仲良しはあっかーだ。
A「あっかー見捨てないで…」
私はあっかーの足元にしがみつく。
A「こんなスペクタクルな罰ゲームある？！」
私からしてみれば、御幸の隣を歩くってだけで罰ゲームみたいなものだ。
あっかー「本音を言っていい？」
A「本音？」
あっかー「御幸がいいよって言った時の麻耶の顔見た？」
A「みみみ見てるわけないでしょーが！」
あっかー「正直気持ち良かった！あたしは！！」
A「意味分かんないよぉ」
あっかー「御幸の返事の理由をいくつか考えて見たけど、可能性は3つ」
A「3つもあんの？」
あっかー「1、教室でみんなに注目された中でフラれるアンタに同情した」
A「御幸〜！ありがとう〜！」
あっかー「2、一種の社会勉強のため」
A「御幸〜！偉いぞ〜！」
あっかー「3、Aのことが意外と好み」
A「度が合ってないぞ〜！メガネ〜！」
そこにたまちゃんが来た。
たま「A……。旦那さんがおよびです」
A「ひぇぇ……」
あっかー「まずは様子見よ！がんばれA！」
たま「なんか……、気持ちは分かるよ。いたたまれない……」
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作者名：ほさつ1秒83 | 作者ホームページ：https://twitter.com/hosatsu1_83
作成日時：2020年9月4日 16時
