検索窓
今日:28 hit、昨日:0 hit、合計:51,497 hit

ページ25

ドアの外であっかーと御幸がなんかごにょごにょ話してる。


そう言えば、あっかー、御幸と普通に話せてるんだ。




御幸「Aー。んじゃま、そのままでいいよ。聞いて?」



A「……」



御幸「今日はゴメン」

御幸はドア越しに話し始めた。




A「……」


御幸「あの後、倉持にめっちゃ怒られたわ。ホラ、倉持、小湊かわいがってっから」



A「……」


御幸「オレのこと、もう完全に嫌?」



そんなんじゃない。

でも……。
お姉ちゃんに聞かれたくない。
どうしよう。


A「ちょっと……待ってて」



私はそこら辺にあった紙袋にジャンジャカ推しグッズを放り込んで、ジャンプを重ねて全部クローゼットに押し込んだ。



(ガチャ……)


A「どうぞ……」


私が恐る恐る、そおっとドアを開けると、






手を引かれて、






気がついたら






御幸にぎゅう〜ってされてた。





…………




…………ヤバい。









どうしよう……。






私の真ん中が、『きゅう〜』ってする。






どうしよう……。






A「あっか……」
御幸「帰った」





A「御幸だけ……」




御幸「ああ……」





不思議だ。





身体の力がなんだか抜けて、





御幸の体温が気持ち良くて……。





御幸「なぁ……」




今は話すよりこうしてたい。

私は御幸の胸の辺りで制服をギュッと握った。




御幸の身体がピクリと動いた。






御幸は身体を折って、私の首元に頭を埋めた。







御幸の……息……が、かかる。






ずっと……、





こうしてたらダメかな……。






………………好き。





言わないけど。




抱きしめる腕の力が強くなった。






………………好き。






また御幸の腕が抱きしめ直した。




口に出してないのに、伝わってるみたい。




私たちはしばらくそのままそうしていた。

→→←告白



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
53人がお気に入り
設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ほさつ1秒83 | 作者ホームページ:https://twitter.com/hosatsu1_83  
作成日時:2020年9月4日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。