紫の目の僕は忌み子 (ページ6)

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月side

？『クハハwお主気付いとらんのか？まぁそうよな私が何かも分かっていなかったものな』

えっ誰？ここは僕以外居ないはず

？『いやいや居る、すぐそこに居る魔物だよ』

心の中読まれた？？？

月『えっ？魔物って喋るの？？』

？『クハハハwそうかそうか分かっとらんものなw教えてやろう私は絶対神と呼ばれるものだ』

何それ…？

？『神の中でも1番上におるものだ』

へぇ…神様ってホントにいたんだ

月『名前は無いの？』

神『無い、絶対神とは言われていたが名前は無いな』

名前無いと色々困るだろうな…そうだ！

月『名前考えてもいい？』

神『おぉ考えてくれるのか、なら頼む』

そういえば宝石に込められた意味とかを前に
調べてたな、いいのがありそう

月『んー…あっ！ナイトって言うのはどう？』

神『ほぅそれにした理由を聞かせてもらおうか』

月『タンザナイトって言う宝石があってねそれに込められた意味が、高貴と冷静なんだ、それにすごい綺麗な宝石なんだ！合うと思ったんだけどどうかな…』

ナ『ほぅ…気に入ったその名前使わしてもらおう』

やった、気に入ってもらえた

ナ『して、月よ腹が満たされないと言ったな』

月『え、あっうんなんでか分かるの？』

名前教えてないのにしれっと言われた

ナ『腹を満たしたいなら月が前から見ていた人魂…浮いている火を捕まえて食べてみろ』

火？この綺麗な火…というか火って食べれるの？

ナ『それは普通の火ではないから大丈夫だ』

月『そ、そうなんだ…じゃあいただきます？』

パクっŧ‹”ŧ‹”
ｺﾞｸｯ

月『？！美味い』ﾎﾟｩ

ナ【可愛い…】

月『？…なんでお腹が満たさせるの？』

ナ『それは私の血を取り込んだからだ』

月『ナイトの血を取り込んだからって満たされるものなの？』

ナ『まぁな、あっそういえば…目を見せてくれないか？前髪で見えていなかったが』

月『え？いいけど…』ｽﾙﾘ

何かあったのかな？

ナ『ふむ…やはり変わっておる』

月『？』

ナ『左目が変わっておるのだ、感情によって色が変わる目にな』

えっ？

月『僕の目が？…紫の汚れた目が？』

ナ『汚れてはいないだろう…綺麗な目だ』

月『ｯ…』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

初めて綺麗な目って言われた…

ナ『なっ、泣かないでくれ私はここから出る力が今無いのだ…』

月『んっ分かった…』ｺﾞｼｺﾞｼ

…よし

ナ『月言いたいことがある、いつか私が望むことだが私を食して欲しい…』

月『えっ…わ、分かった』