14.うずまきナルト ページ15
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イルカ《…ミズキ!?》
その時何処からともなくクナイが飛んできた
イルカはナルトを庇い、クナイを受けた
当のナルトは状況が掴めていなく、あたふたしている
「ナルト!!巻物は死んでも渡すな!!」
その巻物が危険なもの、ミズキはナルトを利用したことを伝えた
ナルトには知らせなかったこと、ナルトの正体がバケ狐であること
「イルカも本当はな!お前が憎いんだよ!!」
3代《どんなかたちであれ自分の存在価値を認めて欲しかったのじゃよ》
「誰もお前を認めやしない!」
違う!そんなことない!
「その巻物はお前を封印するためのものなんだよ!」
『違う!!!』
突然現れた少女に3人とも驚くのだった
気配がしなかった
『誰も認めないなんて嘘よ!ナルトくんはナルトくんだもの!いつもいつも強がってはいるけれど一番辛いのはナルトくん!!けれどそれでも懸命に生きてる!努力してる!私はそんなナルトくんに勇気づけられてるしナルトくんの笑顔にいつも救われてるもの!』
そういってミズキをキッと睨みつける名前。
そしてナルトくんの方を向き、ニコッて笑いかける
『ナルトくんにはいつも助けられてるんだよ?』
「…なんで……イルカ先生も、名前も…」
イルカはミズキが投げた風魔手裏剣によってナルトを庇い怪我を負った
イルカ先生は自分の過去を話始める
「ナルト…さみしかったよなぁ…苦しかったよなぁ…」
ごめんな、と謝っていた。
イルカ先生もナルトくんも悪くない。
誰も悪くないのだ。今ここで悪いのはミズキ
気づけば私は血が出るほどの力で手を握り締めていた。
ナルトくんはその場から逃げだした。
『ミズキ…覚えてろよ…』
私はミズキを殺気に満ちた目で睨みつけ、ナルトくんを追いかけるため走り出した
その目を見たミズキは、一時動けなかったという
《ナルトくん…!》
溢れそうになる涙を堪えナルトくんを必死に追いかける。
追い付けばナルトくんは木の陰にいた。
イルカ先生の言葉を聞いたナルトくんは涙を流している。
やっと、認めてくれる人ができたんだ。
ナルトくんという人物を認めてくれる人が。
その時、イルカ先生が殺られそうになり私とナルトくんは一斉に飛び出した。
「『イルカ先生に手ェだすな…殺すぞ…』」
殺気を出しミズキを睨みつければ怯む。
それからナルトくんは多重影分身でミズキをぶっ飛ばした。
イルカ先生に額あてをもらい、
ナルトくんは無事アカデミーを卒業することができた。
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作者名:紫苑歌 | 作者ホームページ:http://id52.fm-p.jp/615/tsuna101413/
作成日時:2015年7月12日 3時