解釈違いです！！！2 (ページ19)

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匂わせ行為は程々にページ19

リーマスside

｢リークフェルムちょー可愛いよな！｣

｢それ身体付きもえろいしよ､彼氏とか居んのかな｣

｢ばっかおま､あの高嶺の花だぜ？男の2人や4人食い散らかしてるだろ｣

｢っかー！俺もアソバれてぇ！！！｣

廊下を進む私の耳に入ってくるのは年相応のはしたない会話

教師として言うべきなのだろうけれど私の中で引っかかるのは1つ

そんな目で見る相手が私の愛しい恋人であること

けれどあの生徒達に｢私の恋人なんて目で見てるんだい？｣
なんて言おうものなら即刻問題となるだろう

Aも私もそれは避けたい…

リマ｢ん"ん…そこの男子生徒2人､あまりソウイウ会話を公共の場でするのは好ましくないよ｣

｢あ､すんません｣

｢悪いとは思いますよ､でも先生だって男ならリークフェルムみたら少しでも抱きてぇなって思うっしょ！？｣

リマ｢君のその発言は後ほどマクゴナガル先生に伝えておこうか
それと"質問された教師"として答えるが全く､そんな気持ちは湧かない
下品な会話がしたいならせめて皆の耳に入らないところでしなさい､いいね？｣

｢先生男じゃねぇよぉ…！！｣なんて文句を言う生徒を放置し目的地へと向かう最中､暇つぶし程度にもう一度"僕"として質問を考えてみる

Aが可愛くて色っぽいなんて遠の昔から知ってる
食い散らかし？冗談でもよしてくれ

抱きたいと思う？､そうに決まってるだろ
僕の前で無防備な姿を晒すAを襲わないように日々理性と喧嘩してますが､何か

そんなくだらないことを考えている間に目的地である自室につき扉を開ければ

A『やっほ〜ルーピン先生』

リマ｢2人っきりなんだから先生はよしてくれ…｣

A『ん…っふふ､なんか来る途中に嫌なことあったでしょ』

リマ｢…なんで｣

A『リーマスは嬉しかったり悲しかったり
感情が表に出る時私に顔を埋める癖がある』

なんとも恥ずかしい無意識な癖を言い当てられ困っていれば
Aは椅子に僕を座らせ膝に対面向きで乗る

A『何があったか言ってみ？』

僕の頬に手を添え吸い込まれるような綺麗な赤の瞳で見つめられる

リマ｢っ､はぁ…わかった話すよ｣

何とか耐えようとするも結局僕が折れ
さっき会ったことを伝えれば

A『酷い勘違いされたもんだ…私は生涯､いや永遠にリーマス一筋なのに』

リマ｢ほんっっっとに君は！！｣

A『本音だも〜ん
って言うか私そんなイイ身体付きしてるかな
平均だと思うんだけど』