裏切りゲーム【カゲプロ】 (ページ26)

今日:2 hit、昨日:11 hit、合計:234,215 hit

偽りの過去ページ26

香「実は、私にお姉ちゃんが居るんですぅ…」

弱々しい声で、うつ向きながら言った。

モ「へぇ！姉妹だったの…？」

香「はい、優しい姉でしたよぉ＾＾…
でもぉ」

モ「？？」

香「ﾀﾋんでしまったんですぅ…」

モ「っ！！」

香「だからぁ、家族でドライブへ行った矢先にぃ、父がハンドルをぐるんと回して崖から落ちましてぇ……」

モ「待って！！だからって…家族の計画的に!?」

香「そうですぅ。家族皆で決めた事ですぅ……」

モモはみるみる表情が沈んで行った。

貴「私と父がよくい不明になってぇ、母は亡くなりましたぁ」

モ「お…父さん…………？」

香「私だけこちらに出てきてぇ、父がぁっ！！！」

ｷﾞｭｯ)

モ「そっか、私もね海で溺れたの。それで、お父さんが助けてくれて…でも私だけ出てきてさ。一緒だねっ」

香「そうですねぇ…！」

香はニコッと微笑み返した。

香「家族の二人を亡くしぃ、そのショックでぇ母も自殺してしまいましたぁ。」

モ「!?」

香「行き場を無くした私はぁ、此処に来たのが私の過去ですぅ！」

モ「…で………？」

ドキドキと聞いてくるモモ。

香「実は全ての始まり、お姉ちゃんがﾀﾋんだのはぁ、Aさんを庇ってなんですぅ…」

モ「ぇ」

香「お姉ちゃんは、Aさんをかぶって亡くなりましたぁ。私、何かAさんが許せなくてぇ」

モ「許せないかな？お姉ちゃんが庇ってまで守ったんだし……」

香「でもぉっ！Aさんはお姉ちゃんをいじめた事があるんですよぉ!?」

モ「それはっ…」

香「協力……してもらえますかぁ？」

モ「…分かった」

香「ﾆﾔｯ)ありがとうございますぅ」

モ「で、どうするの？」

香「何についてもぉ、私の味方をして下さいっ！」

モ「あんまり、酷い事はしないであげてね…？」

香「勿論ですぅ！相談乗って頂きぃありがとうございましたぁ(ﾍﾟｺｯ」

モ「いいよいいよ！じゃあ、またね！！」