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蚊帳の外 ページ16
あ「おにいちゃん…」
アサ「………」
大丈夫…なんだろうな…
誰かまだ中にいるってあいつも言っていたし…
油断はできねえ…
ベッドに眠るAは、安らかとは言い難い表情で眠っていた
そしてたまに苦しそうに俺を呼ぶ…
アサ「ごめんな…」
行ってあげたいが…おまえが自分の力がんばってるから
下手なことできないんだ
タッタッタッタッタッ
アルか?
ガチャ
アル「あっなんだアーサー帰ってたのかい」
アサ「おまえなあ…どこ行ってたんだよ…」
アル「ちょっとその辺ぐるっとね、後その子の名前考えてたんだぞ」
アサ「"その子"…ってAの翠眼のことか…なんでまた」
アル「名前ないなんてかわいそうだろう?約束したんだ、Aが元に戻ったら俺がつけてあげるって」
アサ「そっか…」
まああいつが喜ぶなら…いいか
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