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あの日、私はたまたま赤司くんと講義のあとにばったり会って
門まで一緒に歩こう、となったのだった。

それなのに、それなのに、



階段の踊り場の影で長くて甘いキスをされた。




思考回路が追い付かぬまま、彼は「また明日」と言って、私をおいて帰ってしまったのだった。




足に力が入らなくて、しばらく床にぺたりと座り込んでしまった。

陽が傾き始めた頃、ようやく歩けるようになって、とぼとぼと帰り道を歩く。

肌が熱いのはきっと、春の陽気さが眩しすぎるからだろう。

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てけてけ(プロフ) - 北狐さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけるととても嬉しいです。励みになります。 (2020年3月6日 11時) (レス) id: 8b7a3ff51f (このIDを非表示/違反報告)
北狐(プロフ) - とても面白いです。久々に黒バスの作品を読んで、ワクワクしています笑 更新楽しみにしています。 (2020年3月5日 0時) (レス) id: 77f9ebe255 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:てけてけ | 作成日時:2020年2月16日 1時

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